
生演奏は何がスゴい?
実際のレッスンはどんな感じ?
生伴奏のレッスンがある?
日本ではジャズダンスのレッスンで生伴奏はほとんどみかけません。残念ですが、録音を使うのが当たり前になっています。
日本で生伴奏のレッスンはバレエだけかもしれません。生伴奏にはイイ点がたくさんあります。
元劇団四季、テーマパークダンサー。30分のショーから2時間の舞台まで出演回数は5,000回は軽く超えているんじゃないかと思います。ダンス、ヨガ(RYT200取得)、ピラティス、ジムにも20年ほど通っています
今回は「生演奏のレッスンに参加すると表現力がアップする理由」に関してです。
※3分ほどで読み終わります。
日本人は録音に合わせて踊るのがうまい?

日本人は録音に合わせて踊るのがうまい!
これはホメられてるのか、ケナされているのか…。ですが日本人が評価されている部分です。
ふつうバレエやミュージカルはオーケストラによる生伴奏で公演を行います。ですがバレエ団は予算不足により、オーケストラを入れずにテープで公演を行うことも多いです。
ミュージカルの場合、大きな公演は生のオーケストラが多いです。ですが、劇団四季を含め生のオーケストラが入らないことも多々あります
生のオーケストラの利点
バランスが強いバレリーナ、タマラ・ロホの映像を紹介します。「0:52~」に注目してください。タマラ・ロホのために、オーケストラは通常よりも遅いテンポで演奏をしています。
生のオーケストラが入ると出演者の長所を生かした演奏をしてくれます。
ダンス同様、ミュージカルでも歌声を伸ばすときなど、オーケストラが出演者に合わせてくれます。
生オーケストラは出演者の表現力を存分に生かしてくれています。
生演奏のレッスン
ダンスのレッスンでも生演奏をしてくれる場合があります。
僕はアメリカの大学に留学していました。そのとき、バレエ、モダンダンス、ジャズダンスのレッスンを受けていましたが、どのレッスンもアカンパニストがいました。
伴奏者のことで、レッスンのときにピアノなどで伴奏をしてくれる
バレエのレッスンではピアニスト、モダンダンスとジャズダンスではパーカッショニスト(打楽器奏者)がいました。
表現力アップ
アカンパニストはただ機械のように弾いているのではなく、曲のイメージに合わせて音楽を弾いています。
そのためテンポが多少ズレたり、演奏に熱がこもる場合もあります。
ダンサーはそこに合わせて踊るため、音楽に対する反応・感度が高まります。音楽性の能力が高くなると、表現力も高くなっていきます。
スゴいパーカッショニスト
アメリカの大学時代、モダンダンスのレッスンの時です。

芸達者なパーカッショニストがいました!
足でドラムをたたきつつ、片手の手でシェーカーをしゃかしゃか鳴らしつつ、もう片方の手でピアノを弾いていました!
本来なら一緒にレッスンを受けている生徒を見ないといけないんですが、ついついパーカッショニストに目を奪われていました。そのパーカッショニストのときは、みんなの動きも自然とウキウキしていました。
素晴らしい演奏で、毎回レッスン終わりには全員でパーカッショニストに拍手でお礼を言うのですが、その人に対しての拍手は一段と大きかったです。
生伴奏のレッスンに参加する方法
日本ではスタジオの大きさに関わらず、ダンスレッスンは録音で行うことが多いです。
ですがバレエのレッスンは別です。バレエ専門のスタジオでは生伴奏のレッスンも多くなります。
残念ながらバレエのレッスン以外では生伴奏はほとんどありません。生伴奏のレッスンに参加するにはバレエ専門のスタジオを探してみてください。
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今回は「生演奏のレッスンに参加すると表現力がアップする理由」についてでした。
ありがとうございました。