英語の勉強にトラウマはありますか?
誰かにバカにされた事はありますか?
英語教育の問題点は?
日本は質の高い英語教材であふれています。
ですが、勉強につまずいている人は多いです。
なぜなのかと考えると、英語にトラウマを感じている人が多いように思います。
アメリカのダンス学部に行くためTOEFL80点を取得。帰国後は大学生向けの英語学校でTOIECや留学向けの指導。TOEIC905点。
今回は、「AK-Englishさんの英語に自信をつけるための動画」と「日本の学校教育の問題点と解決策」です。
※ 3分ほどで読み終わります。
英語のトラウマ
一度英語に苦手意識を持ってしまうと、この状態から抜け出すのはなかなか大変です。
大学生に英語を教えていたときに感じたのは、学生時代のトラウマを抱えている人が多いということです。
人前で英語を話すことを極端に嫌がる生徒がけっこういました。
グループレッスン
特に、グループレッスンで違和感を感じることがありました。
普段、先生である僕と 1対1 で話すときはまったく問題ない生徒の話です。
同年代のグループレッスンになると一気に口が重くなったり、発音がうまいのにわざと日本語っぽい発音にしていることがありました。
瞬時に周りのレベルを読み取り、そのレベルに合わせて発音を変えていました。
この気持ち、僕も理解できます。
同じことを考えているのが youtuber の「AK-English」さんです。
英語に自信がない理由
まずはこちらの動画をどうぞ。
この動画に共感する方は多いんじゃないでしょうか。
とても素敵で、僕も定期的に見ます。
小さいことは気にしなくていいんだけどそうもいかない
この動画は本当に心理をついているんですが、そうもいかないのが現実です。
「バカにする人は無視すべき」です。
わかっているんです。
ですが。ですが。
周りの目を気にせず、積極的に授業に参加し続けるには、パワーが必要です。
本来なら英語の勉強に 100% 力を入れるべきですが、周りの目にやる気が吸い取られることもあります……。
こうした点もあり、中学・高校・大学では、よほど環境がよくない限り英語を習得するのは難しいと思っています。
問題点
学校英語で上達するのは、すごく難しいです。
ここには 2つ問題があると思います。
・モチベーションがバラバラ
・英語力がバラバラ
まず、英語を話したい人がどれくらいいるか、という問題があります。
モチベーションがバラバラな場合、モチベーションの低い人に空気を引っぱられてしまうことがよくあります。やる気のない人と一緒に勉強するのは大変です。
もうひとつの問題は、初級者と上級者が混じっている点です。
とくに会話のレベルがバラバラだと、授業が機能しなくなります。英語を話すには、たくさん英語を話す必要があります。ですがスピーキングの授業でレベルがバラバラだと上級者が初級者に合わせる状況になってしまいます。
逆にいうと、この 2点が解消されている学校は、「話す英語」を習得できると思います。
ひとつの解決策
ここからは「話す英語」を身につける方法を考えたいと思います。
僕自身、中学・高校では話す英語を身につけるのは難しかったです。解決策を見つけたのは大学時代でした。
僕の場合、大学でリーディングとリスニング、仕事場でスピーキングを鍛えて英語を習得しました。
大学では TOEFL のリーディングとリスニングを中心に基礎力の勉強をしていました。
そして、大学に行きながらプロのダンサーとしてテーマパークで働いていました。ダンサーの現場では外国人と一緒に仕事をしていました。
外国人の友だちができたおかげでコミュニケーションをとることができ、結果的にスピーキングの勉強になっていました。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
その結果、1年間で信じられないくらい英語力が上がり、ニューヨークひとり旅に行っても何も問題ないくらいのレベルになりました。
英語のレベルチェック
「話す英語」のための学習時間の目安は【 200時間 】です。うち 3ヶ月ほどガッツリ勉強できるとその後の勉強時間が短縮されます。
インプット:70%(リーディング・リスニング:英文法は先に終わらせ、単語は同時進行)
アウトプット:30%(スピーキング・ライティング)
効率的な学習のために定期的なレベルチェックはとても大切です。
【 スパトレ 】のレベルチェックは無料なのでぜひ試してみてください。精度が高く、自分に合う参考書がわかり、モチベーションもアップします。
会話重視、科学的な学習方法で、総合的な勉強ができます。
コスパのいい「 DMM英会話 」もオススメです。会話特化なのでインプットを自分でやりたい人向けです。
以上、「AK-Englishさんの英語に自信をつけるための動画」と「日本の学校教育の問題点と解決策」でした。
どうもありがとうございました。
「話すための英語」に関する勉強法はこちらにまとめています。
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