年齢を絶対聞かないアメリカ人:日本との違い(見た目で勘違いした話)
jazz

アメリカで年齢は聞かれない?
日本人は若く見られる?
印象的なエピソードは?

僕は 26歳でアメリカ留学に行きました。周りの同級生は未成年ばかり。

でも僕はすんなりと溶け込んでいました。というのもアジア人は基本的にすごく若く見られます。おこがましいですが、僕は18歳、19歳に思われていました。

逆に、アメリカ人は早熟傾向です。クラスメイトで、どう見ても 30歳くらいにみえる友達もちらほら……。

この記事を書いているのは……

アメリカのダンス学部に行くため TOEFL 80点を取得。帰国後は大学生向けの英語学校で TOIEC や留学向けの指導。TOEIC 905点。

kazu

今回は「アメリカにおける年齢」についての話です。

※ 3分ほどで読み終わります。

アメリカ人は年齢を聞かない

日本において、年齢確認は重要事項です。

年齢を聞くことで、敬語を使うか、タメ語にするか判断していることも多いと思います。

それに対し、アメリカ人は年齢の話をほとんどしません。

「日常会話で年齢を聞かない」というだけでなく、公の場での年齢の会話はとてもナイーブに扱われています。(私的な場では関係性ができていれば年齢を聞いても問題ないです。)

ハラスメント

就職で年齢を聞くと「年齢差別」としてハラスメントになる

僕はアメリカでオーディションを受けていましたが、そこでも年齢を聞かれることは一切ありませんでした。履歴書には、年齢を書く欄さえありません。

大事なのは見た目。見た目で何歳に見えるかが重要です。

逆に日本では年齢がすごく重要です。

特にダンスの世界では顕著です。オーディションでは年齢が若いほど加点ポイントがつきます。逆に、年齢が高いとポイントがマイナスされてしまい、悲しいことにキャリアよりも若さが評価されています。

ダンス学部のオリエンテーション

学期初めにはいろいろなオリエンテーションがありました。大学主催、学生主催、学部主催、それぞれオリエンテーションがあり、友人がかなり増えました。

ダンス学部の新入生は 100人ほど。そしてジャズダンスの先生が 4人いました。生徒はこの 4人全員からレッスンを受けることはなく、ひとりの先生のレッスンを受けることになっていました。100人の生徒を 4つに分けて、担当の先生がそのまま担任の先生を兼ねていました。

最初にジャズダンスの先生 4人と生徒 100人で集会があり、担任がそこで発表されました。

え、あなた誰・・・

以前、アメリカ留学中に家を見つける話をしました。

アメリカ留学体験記:寮・ルームシェア(住む家は決めてから行くべし)

新学期前、部屋探しで僕を助けてくれた先輩がいました。

前日までにクラスメイトとは仲良くなっていたので、オリエンテーションは和気あいあいとした雰囲気で集まりました。

そしてスタッフの職員や先生が教室に入ってきました。ここで部屋探しを助けてくれた先輩が再登場します。

学生のリーダーも参加するのか、と思っていたら……。

その先輩が前に用意されていた 4つの席に着席。

そして一言。

「ジャズダンス担当の jason です。」

kazu

「・・・・」

kazu

「???」

kazu

「え????」

「先生だったーーーーーー!!!!」

めちゃいい先輩は、めちゃいい担任の先生

僕が勝手に勘違いしていました。

ジェイソンは学部の先輩ではなく、先生でした!

先生は 30代後半だったのですが、年齢不詳で 25歳くらいに見えます。しかも最初に先輩だと勘違いしてしまっていたので、20歳前後だと勝手に誤解していました……。

アメリカ人としては珍しい、若く見えるアメリカ人でした。しかもジェイソンは僕の担任でした。

めがね

アメリカ留学の目標は「いいジャズダンスの先生を見つける」こと。

ジェイソンは本当に尊敬できる先生で、ダンスの技術だけでなく、人柄も素晴らしい。

いい先生を見つけるという目標が、一瞬で解決しました。

1学期しか一緒にいなかったにも関わらず、とてつもない印象が残っています。今でも笑い話として使わせてもらっています。

ジェイソン、ありがとう!

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kazu

今回は「アメリカ人と年齢」についてでした。
どうもありがとうございました。

「話すための英語」に関する勉強法はこちらにまとめています。