東京文化会館大ホール【バレエ】攻略法。座席表、オススメ席、観劇マナー
jazz

東京文化会館はどんな会場?
初心者でも楽しめる?
どこがおススメの席?

JR 上野駅 公園口 からすぐの場所にある「東京文化会館」。

上野動物園、国立西洋美術館がすぐ近くにあります。

広い会場で、バレエやオペラの公演でよく使用されています。

記事を書いているのは……

元劇団四季、テーマパークダンサー。舞台、特にバレエを観に行くのが大好きで、年間100公演観に行った記録があります

kazu

今回は「東京文化会館:お得で良い席」についてです。

※ 3分ほどで読み終わります。

バレエ公演といえば 東京文化会館

東京文化会館は、2300席 の大劇場です。

日本の劇場の中でも、海外のトップバレエ団と同規模を誇ります。

東京文化会館の座席表

東京文化会館ホームページより

全体的に見やすい会場ですが、これだけ席があると見えづらい席もあります。

特徴があるのは、2階~ 5階のサイド席です。サイド席は舞台に対しナナメです。そのため身体を若干ナナメにしながら見ることになります。

そして、2階のサイド席と 2階正面席には高さに差があります。

2階サイド席(1.5階)、2階正面、3階サイド席(2.5階)、3階正面席、・・・、という構造になっています。

おススメの席は?

1階席はオススメです。前方はダンサーの表情がハッキリ見えます。後方は舞台全体を見渡すことができます。

ただ 1階席は高額なので、今回はお得かつ、舞台の見えやすい席をご紹介します。

ということで、2階席~の見やすい席をご紹介します。オススメは赤い線で印をしてあります。2階席の正面は、1階席正面と値段が変わらないのでご注意ください。

東京文化会館の2階3階4階のオススメ席

舞台と意外に近いサイド席

サイド席は舞台とかなり近いので出演者の顔がハッキリ見えます。特に 2階はかなり近いです。さらに、L側の 1桁台と、R側の 30番台の席になるほど出演者に近くなります。

ただし、舞台に近くなりすぎるとかなりナナメから見ることになります。「見切れ」といって、舞台の一部がまったく見えなくなります。そしてかなりナナメのため、舞台袖の中まで見えてしまいます。舞台袖に下がった後のダラーっとした出演者が見えたりすると冷めてしまうことも……。

ダンサーの顔はバッチリ見えますが舞台に集中できなくなることも多いので、舞台に近すぎる席はあまりオススメできません。

逆に、正面席に近くなるほど、舞台からは遠くなりますが、全体をしっかり観ることができます。そのため、全体を観たいか、近くで見たいかで決めていきましょう。

2階席以上のおススメは1列目

1列目はとにかく見やすいです。とくにサイド席は 1列目が段違いに見やすいです。

2列目以降をオススメできない理由は、前に座っている人の頭が邪魔になってしまうからです。もし前に座っている人がちょこちょこ動く人だと頭の動きがかなり気になります。また前の人が身を乗り出すと、かなり視界が遮られてしまいます。

めがね

3階サイド席は特に頭が気になるので気をつけてください。4階サイド席は前の列との段差が高くなっているので、多少気になる程度です。

3階、4階サイド席の一番後ろの列だと、たまに立って観ている人もいます。立ってしまえば前の人の頭は気になりません。これは合理的だな、と思いますがマナーとしては良くないかもしれないです。周りの方の迷惑にならないよう注意してください。

5階席はかなり遠くなってしまうので、ダンサーが豆粒になるのであまりオススメしません。とはいえ 1番お得な席です。

正面から見るなら

2階席正面はかなり見やすいですが、料金は高いです。

kazu

3階・4階もとてもみやすく、料金も多少お得です。サイド席と違い、身体を正面に向けたまま見られるためストレスが少ないです。

サイド席は斜めから見るので疲れます。それに比べ正面席はその心配がありません。また、見切れ部分がなく、上から見下ろすので、群舞の踊りも楽しめます。

1列目がおススメですが、サイド席に比べて後ろの列でもそこまで前の人の頭は気にならないと思います。

満席じゃない場合は……

どの公演でも 1階席は埋まっていることが多いですが、2階より上の席が埋まっていない場合もあります。そうなるとサイド席も1列目だけ埋まっていて、2列目、3列目が空いてるということもあります。

特にゴールデンウィークなど、バレエ公演が同じ日にいくつかある場合は観客が分散することもあります。そんな時はゆったり観ることができます。

よく映画館で「後方真ん中ブロック」だけ人がたくさんいる、みたいなことがあると思いますが、バレエの劇場でもそういうことは起こります。もしチケットをとるのがギリギリの場合は、残席状況をみて、あえて後ろの方の席をとるとゆったり見られる場合もあります。周りに人がいないと見やすいです。

以上、おススメの座席でした。

ちょっと役立つ観劇マナー

ここからは、東京文化会館でスマートに振る舞うバレエ鑑賞の方法です。

服装

オペラと違い服装の敷居はそこまで高くありません。バレエはどちらかというとミュージカルを観に行く感覚に近いと思います。

バッチリ決めている人もいればラフな人もいます。

とはいえ1階席など値段が高い席ではオシャレをしている人が多いです。階数が上に行くほど、ラフになっていきます。

kazu

せっかくなので少しおしゃれを楽しんでみてはどうでしょうか?

ジーパンにジャケットというスタイルでも十分オシャレだと思います。

荷物

手ぶらで会場に入るとスマートです。

劇場では「コートを着ない、大荷物を入れない」というマナーが一応あります。僕は咳が止まらなくなるのが心配なので、ペットボトルが入る小さい荷物は客席に持っていきます。

めがね

静かにしなきゃいけないときに限って咳が出ちゃいます……。

とはいえ、あまり大きなかばんは持っていかないようにしています。

ちなみに1階席は、おしゃれをしている人も多いので気を遣います。座席数も多く、人の出入りもあるので大きな荷物を座席に持ち込むと、周りの人の邪魔になってしまいます。それに比べて3階席~は、セミフォーマルな人の割合がググーッとあがり、もっと気楽です。ちょっと大きめのかばんでも持って行っちゃいます。

クローク

「東京文化会館」には荷物を預けることができるクロークがあります。そのため大荷物で行っても、コートや荷物を預けることができます。

クロークは劇場入ってすぐ左の階段を降りたところにあります。夏場はそこまで混みませんが、冬場はかなり混みます。ひとりで行ったときはカーテンコール(出演者の挨拶)の途中で、早めに会場をあとにすることもあります。

オペラグラス

オペラグラスとはミニ双眼鏡のことです。僕はレーシックを受けてから、遠くからでも表情がみられるようになりました。それでもオペラグラスは必須アイテムです。

2,500円ほどで質のいいオペラグラスが買えます。

もちろん会場でも貸出をしていますが、紛失対策に、保証料を5,000円ほど預けることになります。なかなか面倒なので、1つ持っておくと便利だと思います。

近くの人がオペラグラスを持っていると、自分もついつい見たくなっちゃうと思います。

ビュッフェ

1階にはドリンクや軽食を楽しめるビュッフェコーナーがあります。

ずっと座っているので立ち上がりたくなる幕間。立食形式で楽しんでいる人が多いです。

1階ではグッズコーナーや、キャストの変更情報なども掲示されていたりします。

ぜひグルーっと一周してみましょう。

ちなみに各階にソファーがありますが、席数が少ないので取り合いになることが多いです。

拍手

バレエの公演に初めて行った人が驚く「拍手のタイミング」。

演劇やミュージカルの舞台では「最後のカーテンコール(出演者の挨拶)だけ拍手する」というパターンが多いです。

ですがバレエの場合、特に『白鳥の湖』のような古典の作品は、ダンサーが踊り終えるごとに拍手が起こります。主役が登場するときにも拍手が起こります。盛り上がった踊りのあとでも拍手が起こります。指揮者にも拍手をおくります。

kazu

ただ、無理に拍手をする必要はありません。

拍手は感動したときにすればいいので、無理に拍手する必要はありません。

最初は周りに合わせて探り探り拍手していきましょう。

さらに言うと、カーテンコールは拍手が鳴り止むまで永遠に続きます。

有名な出演者がいると、5回、6回にとどまらず、10回行くようなこともあります。

例えば、こちら。

谷桃子バレエ団の youtube から引用です。

遅刻

幕が開いてしまった場合、すぐに途中入場できるわけではありません。

公演によっては、第1幕が終わるまで 30分以上入れないこともあります。

係員さんの誘導でのみ中に入ることができるので、購入チケットの座席とは別の後方付近の座席となってしまうこともあります。

ロビーに設置してあるモニターでの鑑賞になってしまうこともありますが、係員さんに文句を言ってもしょうがないので遅刻には気をつけましょう。

トイレ

サイド席の奥側各階にトイレがあります。

トイレの数は少なめですが、男性の場合は待つことはありません。女性はかなり待ってしまうことがあります。

公演によっては一部の男性トイレが女性用に変わることもあります。

そのため、外に出て劇場横のトイレに行くのも選択肢です。この場合、再入場でチケットをもう一度見せる必要があるので、忘れないよう注意です。

栄養ドリンク

最後に、本当に疲れているときにおススメのものです。

僕は途中で眠ってしまわないよう、レッドブルなど栄養ドリンクを観劇前に飲むことがあります。バレエでは、ゆったりしたシーンが必ずあります。そんな時も栄養ドリンクはおススメです。

kazu

以上、「東京文化会館」攻略法でした。
ちなみにこれは僕の主観が多く入っているので、ぜひご自身でもお気に入りの席を見つけてみてください。

バレエ作品に関してはこちらにまとめていますので、ぜひご覧ください。