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カッピング(吸い玉)とは?
筋膜リリースができる?
自分でかんたんにできる?

身体のメンテナンスとして注目される筋膜リリース。ただ、筋膜リリースはチカラの加減が難しい…。何かほかにいい方法がないか…。

筋膜リリースがかんたんにできる「カッピング」って知っていますか?

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。海外留学でダンスや身体づくりを学び、日本に戻ってもレッスンの日々。ダンス、ヨガ、ピラティス、ジムにもかなり通いました。

kazu

今回は、かんたんに筋膜リリースができる「カッピング」をご紹介します。

※3分ほどで読み終わる記事です。カッピングは否定的な意見もたくさんあるため、ご自身で判断お願いします。

カッピング(吸い玉)とは?血流改善効果と筋膜リリースの方法

筋膜リリースとは?

筋肉は筋繊維が集まっています。この筋繊維を包んでいるのが「筋膜」です。身体中に張りめぐらされているといわれ、くもの巣に例えられることもあります。

筋膜とは?

「WEIMALL」より

筋膜は無理な姿勢をとると、ねじれてしまいます。すると、筋膜が硬くなり、癒着ゆちゃく(炎症により近くの組織にくっついてしまう)が起こります。これがコリや痛みにつながります。こうなると血液の流れが悪くなり、栄養の供給が不足したり、老廃物が除去されにくくなってしまいます。

この癒着をとるアプローチのことを「筋膜リリース」といいます。

筋膜リリースの効果

・血流改善
・リンパの流れが改善
・腰痛、肩こり改善
・柔軟性アップ
・可動域が広がる

筋膜リリースは治療院でも取り入れられるようになり、手軽に施術を受けられるようになりました。人気がある「肩甲骨はがし」も筋膜リリースの一種です。筋膜リリースは自分でもおこなうことができます。とくに、フォームローラー(ストレッチポール)を使用した筋膜リリースが人気です。

コリを助長する?

しかし、間違った筋膜リリースをすると逆にダメージを与えたり、硬くなってしまうことがあります。これは筋肉の「防御反応」によるものです。

防御反応

身体に圧力がかかると、筋肉は骨や内臓を守るために硬くなる

筋膜リリースは力加減の見極めが重要です。強すぎれば防御反応が起き、弱すぎれば効果が弱い…。

この難しさを解消するために紹介したいのが、今回のテーマである「カッピング(吸い玉)」です。

カッピング(吸い玉)は引く力

押すのではなく引く、それが「カッピング」です。指で皮膚を引っ張るには限界があるので、特別な器具を使います。この器具がカップ状になっていることから「カッピング」と呼ばれています。

このようにカップ内の空気を抜くと、皮膚が引っ張られます。

カッピングで毛細血管の血流アップ

実は日本においてカッピングを「筋膜リリース」として使用しているケースは少なく、「血液をキレイにする」という目的で使われていることが多いです。ですが、僕自身この宣伝には疑問を持っています。疑問点に関してはこちらの記事で紹介しています。

世界では、カッピングは筋膜リリースとして広まっています。

カッピングの目的は筋膜の癒着の解消です。筋膜の癒着が取れると毛細血管への圧迫が少なくなり、血流が改善します。こうした意味で血液がキレイになる、というのはウソではないと思います。ですが、ドロドロの血液がサラサラになる、というは少し言い過ぎじゃないかな、と思います。

注意点

効果に関してはご自身で判断するのが一番です。

口コミを見ると、効果を感じている人が多い印象です。僕も使用していますが、コリが楽になることが多いです。とはいえもちろんデメリットもあります。

最大のデメリットは跡がつくことです。特に濃い色の跡は1週間ほど残る場合があります。長い間癒着していたり、コリが強い部位に関しては濃い色が出やすいです。

またカッピング後に軽い倦怠感を感じることがあります。そしてカッピングができない人もいたり、敏感肌の人は注意が必要です。

使えないケース

・皮膚疾患がある
・心臓疾患がある
・貧血である

身体の凹凸によってうまくカップがあたらないこともあるので、首、肩、背中、足がメインターゲットになります。

どこでカッピングできる?

カッピングは人にやってもらう方法だけでなく、自分でやる方法もあります。

人にやってもらう場合、クリニック、治療院、整体、マッサージなどいろいろな場所で受けることができます。1回3,000円ほど~10,000円ほどと幅があります。基本的に施術の上手い下手は関係ありません。自分の気になる部分を伝え、その場所にカッピングをしてもらいます。

少し前までは火を使っていた。

こちらは過去に主流だったカッピングの方法です。

火を使ったカッピング

ガラスの玉の内部に火をつける方法です。玉の中の酸素を燃やすことで空気を抜き、皮膚をひっぱることができます。ただ、自分で行うのが難しい方法でした。

自宅でかんたんにできる

今は自分でできる吸引器が登場しました。

2,000円ほど。延長ホースがついているのでセルフでやりやすいです。

かなり安く手に入るため自宅でかんたんにできるようになりました。僕自身、カッピングに通っていましたが、器具を購入しました。とてもかんたんで、効果も治療院に行っていたときと大差ありません。

ただし背中など手の届かない場所はむずかしいこともあります。

使用方法

カップを肌に密着し、ポンプで空気を抜く。10分ほど安静にし、カップを外す。

また、カッピングと一緒に、ストレッチやマッサージを併用すると効果が高くなるといわれています。

注意点

・強くやりすぎない
・10分以上やらない

カッピングでは下記のように跡の色で症状の判断を行うことがあります。ですが、これは時間と強さに比例すると思います。

カッピング跡の色でわかる健康状態

「Amazon.com」より

シリコン製

こちらはポンプを使わずにできるさらにかんたんなバージョンです。


2,000円ほど。

2,000円ほど。個数が多く値段も手頃です。

ぜひ一度試してみてください。

kazu

今回は「カッピング」のご紹介でした。
ありがとうございました。