jazz

「ニューヨーク・シティ・バレエ団」の公演がネットから見れる?
初心者でも楽しめる?
見どころは?

コロナウイルスの影響が続くニューヨーク。2020年いっぱいブロードウェイが閉鎖されることが決定しています。

40丁目から54丁目に広がるブロードウェイ劇場地区、ここから10ブロックほど北に位置するのが大型劇場が集まるのリンカーンセンターです。このリンカーンセンターも2020年いっぱい閉鎖が決まっています。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。舞台、特にバレエを観に行くのが大好きで、年間100公演観に行った記録あり

kazu

今回は初心者でも楽しめる「ニューヨーク・シティ・バレエ団」の公演です。

※1分ほどで読み終わります。

ニューヨーク・シティ・バレエ団「デジタル・フォール・シーズン」

2020年デジタル・フォール・シーズンで配信中

ニューヨーク・シティ・バレエ団は毎年、秋から新たな1年が始まります。ふだんであれば盛大なパーティーが開かれ、サラ・ジェシカ・パーカーなどセレブが会場を華やかにしています。

ですが、今年は全部中止です。

ニューヨーク・シティ・バレエ団に関してはこちらをどうぞ。

メディアに強い?

ニューヨーク・シティ・バレエ団はデジタルとの共存を昔から考えていたバレエ団です。そのため、コロナの時代においてもyoutubeやfacebookを活用し、映像をたくさん出しています。

春のシーズンも全公演がキャンセルされましたが、デジタル・スプリング・シーズンと題し、毎週1週間限定で公演動画を配信していました。秋シーズンもデジタル・フォール・シーズンが始まりました。

バランシン特集

初回の公演映像は、ニューヨーク・シティ・バレエ団の創始者で、名振付家ジョージ・バランシンのいいとこどりの60分です。過去の映像を集めていて、ニューヨーク・シティ・バレエ団をすでに引退していしまっている名ダンサーも観ることができるとても貴重な映像です。

kazu

個人的には大好きだったホワキン・デ・ルースが「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」に出演しているのが嬉しいです!

アメリカ東海岸時間10月6日20時までの公開となっているので注意ください。

公開は終了しました。

最初の解説は、しなるような手足と9頭身近いプロポーションを持つマリア・コワロスキです。現在、一番ベテランのプリンシパルです。

「シンフォニー・イン・C」

音楽:ジョルジュ・ビゼー

「ファースト・ムーブメント」

アシュレイ・ボーダー、ジョセフ・ゴードン

“The Unanswered Question” from Ivesiana

音楽:チャールズ・アイヴズ

主演:ジェニー・テイラー、アンソニー・ハクスリー

2013年5月1日

「Liebeslieder Walzer (抜粋) Part1」

音楽:ヨハネス・ブラームス
ピアニスト:Andrews Sill、 Susan Walters

マリア・コワロスキ、ジョナサン・スタッフォード

2012年5月22日

「Liebeslieder Walzer (抜粋) Part2」

音楽:ヨハネス・ブラームス
ピアニスト:Andrews Sill、 Susan Walters

ローレン・ラヴェット、ジャレッド・アングル

2016年1月20日

「Episodes (抜粋)」

音楽:アントン・ヴェーベルン

テレサ・ライクレン、エイドリアン・ダンチヒ・ウォリング

2020年2月6日

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」

音楽:チャイコフスキー

タイラー・ペック、ホワキン・デ・ルース

2018年9月21日

すごく盛り上がっています。おススメです!!

ニューヨーク・シティ・バレエ団のチャイコフスキー・パ・ド・ドゥはテンポが原曲通り速いです。ふつうのバレエ団ではもう少しテンポがゆっくりになっています。

「ストラヴィンスキー・ヴァイオリン・コンチェルト(フィナーレ)」

音楽:ストラヴィンスキー

スターリング・ヒルティン、スク・ラ・クー、テイラー・スタンレイ

2018年9月21日

kazu

今回は「ニューヨーク・シティ・バレエ団、デジタル・フォール・シーズンのオープニング」のご紹介でした。
ありがとうございました。

バレエ作品に関してはこちらにまとめていますので、ぜひご覧ください。