英語の勉強で挫折したことがある人ってどれくらいいる?
英語を習得する方法は?
具体的にどんな勉強をしたらいい?
英語の勉強中、どうにか近道がないかとネットで調べてしまうことも多いと思います。
勉強方法を決めたはずなのに、もうちょっと調べてみたい…。
ぼくも参考書の途中で、また新たな参考書を探す、というようなことをやっていました。
アメリカのダンス学部に行くためTOEFL80点を取得。帰国後は大学生向けの英語学校でTOIECや留学向けの指導をしていました。日常会話を重視していましたが、ビジネス英語も勉強しTOEIC905点をゲット
今回は「英文法、英単語、英会話、TOEIC」を効率的に勉強する方法です。
※3分ほどで読み終わります。
英語学習に挫折した経験
まず、英語の勉強の挫折経験についてのアンケート結果です。
およそ85%もの人が英語学習を挫折している状況です。
ちなみに英語を習得した人も、多かれ少なかれ挫折の経験はあると思います。
多少の挫折があったとしても英語の勉強を続けるためには、効率的な勉強法を知っている必要があります。
基礎と実践を同時進行で勉強する
では英語の学習をうまくいくようにするには何をどう勉強するのがいいでしょうか。
僕の場合、大学で座学をしながら、ダンサーとして外国人と一緒に働いていました。そのため、大学で基礎を学び、仕事場で外国人の友達とコミュニケーションをとっていました。
学校の授業だけで英語が話せるたらコスパ最強です。今回は僕が大学の授業だけで英語を話せるようになった方法をお伝えできればと思います。インプットは大学で、アウトプットは外国人の友人で。このサイクルで英語力が飛躍的に伸びました。
1年間で信じられないくらい英語力が上がり、ひとりで海外旅行に行ってもまったく問題ないレベルになりました。
基礎:英文法、リーディング、リスニング、英単語、発音
実践:スピーキング、ライティング、英会話
基礎の勉強だけでは退屈になってしまうので、実践の勉強と同時進行がオススメです。
ただ、基礎がない状態でいきなり英会話をやっても通じません。なので、バランスをうまく取りながら英語の勉強をしていくのがオススメです。
スピーキングの練習では勇気が試されます。そのためスピーキングを習得すると積極性、プレゼンテーション能力が自然とくっついてきます。
ちなみに英語力アップにつながるインプットとアウトプットの割合の研究があります。
インプット:70%(リーディング・リスニング)
アウトプット:30%(スピーキング・ライティング)
「話す英語」のためには3ヶ月ほどガッツリ勉強する時間が必要で、200時間が目安です。
僕の失敗談
僕は小さい頃から海外ドラマや洋楽が好きだったので、発音が得意でした。
発音が得意だと必然的にリスニングが得意になります。
聞けない音 = 発音できない
これを逆側からみると、
発音できる = 聞こえる(何を言っているか理解できる)
学校英語や受験英語のリスニング問題は、リーディング問題よりかなり優しくできています。
僕はリスニングが得意だったので、リスニングの勉強ばかりに力を入れていました。
単語、英文法、リーディングの勉強を後回しにしていました…。そして高校になると英語が一気に難しくなりました。リーディングの勉強をそこまでやっていなかったので、リーディングの語彙力や、文法問題がどんどん難しくなり、ついていけなくなってしまいました。
特に英文法がわからない状態で中級レベルの英語はなかなか理解できません。そのため、僕は英文法の勉強のやり直しをするしかなくなってしまいました…。
英語力に限界を感じている場合、文法の勉強に戻ることをオススメします。
英文法
ということで、まずは英文法の勉強からはじめるのがオススメです。
英文法は英語を話すためのルール。このルールを知らずして英語を話すのは不可能に近い。
特に日本人は文法が得意と言われています。得意なことをやって「できる体験」を重ねることで、勉強が楽しくなると思います。
しかも、英文法のルールの数はそこまで多くありません。文法書1冊できれば基本的なルールが全てわかってしまいます。
僕は動画と文法書のあわせ技がオススメです。
英語挫折者にやさしい2人をご紹介します。どちらも『一億人の英文法』という参考書をあわせて勉強するのがオススメです。
2,000円ほど。難しい文法用語があまり出てきません。
イングリッシュおさるさん
youtuberイングリッシュおさるさんの勉強法は効率的なので、忙しい英語学習者にとってかなりの時間節約になります。
イングリッシュおさるさんの【1冊だけで】文法を完璧にする本【2ヶ月で文法攻略】をわかりやすくまとめています。キク英文法、1億人の英文法、英文法のトリセツをピックアップし、2ヶ月でマスターする勉強法をご紹介。
がっちゃん
中級者向けで、文法を感覚的にわかる内容になっています。1本15分とボリュームはありますが、おもしろく、ストレスなく見ることができます。
がっちゃんのyoutube動画と1億人の英文法、スタディサプリを使った、英語初心者、挫折者のための英文法の最強学習法です。がっちゃんの動画は有料サービスがありますがVIMEO(497円のサービス)に登録しなくても大丈夫な方法も紹介しています。日本人の弱点克服に役立ちます。
単語
そして英語力の
単語力があれば、かなり英語を理解することができます。ですが、単語を覚えるのはすごく時間がかかります。
イメージで捉える
そして「使える英語」を覚えるためには、日常的に多く使う句動詞をガンガン覚えていく必要があります。前置詞は日本語訳にすると20個以上の意味が出てきてしまうものがあります。
ですが、大きなイメージを持っていると日本語訳を全部覚えていなくても意味を想像することができます。
基礎単語とそれ以外の単語で勉強の方法が変わります。何度も何度も繰り返し単語を勉強することで記憶に定着していきます。youtuberイングリッシュおさるさんの「25000単語暗記した最強暗記術7選!!」の動画で時短で単語暗記の方法をご紹介します。
初級者用
2,000円ほど。例文、音声ダウンロードがついていて、かつイラストでイメージしやすい単語帳です。ただし、単語は基礎的なものが多いです。
中級用
1冊2,100円ほど。長文とCDがついていて、本気度が上がります。
発音トレーニング
単語を覚える際は、発音トレーニングも一緒に行っていきましょう。
手で書いて覚えるよりも、音で覚えてしまったほうが役に立ちます。例えば、Wednesday(水曜日)のスペルを覚えるとき、「ウェドネスデイ」と覚えてしまうとリスニングで使えなくなってしまいます。
音を重視して覚える
音のルールを理解すれば発音が劇的によくなっていきます。また、発音をするときは気持ちをこめると英語脳に近づきます。
英語の音読を感情を込めて行うと、英語脳が手に入る方法の紹介です。英語脳は「英語で考えて、英語を口に出す」ということ。頭の中で日本語から英語に変換せずに英語で感じたことを英語でアウトプットする簡単な方法をご紹介します。
最近は「喉発音」も注目されています。
イングリッシュおさるさん「【有料級】一撃でネイティブ発音になる喉発音5STEP」と併せて紹介します。なめらかに発音するヒントになると思います。
英会話トレーニング
英語は座学だけでは飽きてしまいます。
なにより会話レッスンは上達スピードが速いです。
とはいえ「自由な会話」だけだとフワフワしてレッスンが終わってしまうことも多いです。
「先生を選ぶことができる」「予習した内容を実践」といった条件がある英会話スクールがオススメです。とくに、自分で下調べが必要な教材はすごく勉強になります。
自由すぎても伸びづらく、英語の教科書を読むだけのレッスンも自分でできるのでもったいないです。
頻度は、自分のスケジュールに合わせつつ、最低週3回がオススメです。
オンライン英会話ではカンニングペーパーを用意することができます。パソコンの近くにとっさの一言メモを用意していれば安心してレッスンを続けられます。
「Could you speak more slowly?(もう少しゆっくり話してもらえますか?)」
最初のうちは、このようなかんたんな英語ですら出てこなくなってしまうことがあります。こうした文をいくつも用意しておくとかなりスムーズにレッスンが進められると思います。
話すためにはスピーキングの勉強がポイントで、話す相手が必要です。
英語のレベルチェック
自分の今のレベルが正確にわかると、学習効率がアップします。
【スパトレ】のレベルチェックは無料なのでぜひ試してみてください。精度も高く、自分に合っている参考書がわかり、モチベーションもアップします。
「話す英語」へ
「話す英語」のためには3ヶ月ほどガッツリ勉強する時間が必要で、目安は【200時間】です。
4技能を効率的に最短で鍛える「スパトレ」はコスパ良しです。今やるべきことが明確にわかります。
そして英作文を作るのが苦手な場合は、google翻訳やポケトークをうまく活用してみてください。
例文製造機ポケトークの実力やいかに?実際に持っていますが、かなり助けられています!僕は英語の勉強のために買いましたが、ほかの言語でも大活躍してくれています!初心者にはシンプルな会話を、上級者には高度な例文を教えてくれます。
「話すための英語」に関する勉強法はこちらでまとめています。
英語の勉強で語学力だけを上げるのはもったいないです。プレゼンテーション能力や積極性を同時に上げる方法もご紹介しています。話すための実践英語勉強法をまとめています。

以上、英語の効率的な学習法についてでした。
ありがとうございました。