jazz

大人になってからも英語は上達する?
成長スピードは?
日本語の能力は英語に応用できる?

英語の勉強がなかなかうまくいかない…。

完璧を目指してしまっている人に多い悩みです。

この記事を書いているのは…

アメリカのダンス学部に行くためTOEFL80点を取得。帰国後は大学生向けの英語学校でTOIECや留学向けの指導をしていました。日常会話を重視していましたが、ビジネス英語も勉強しTOEIC905点をゲット

kazu

今回は「会話することがプレッシャー…」となってしまったとき役立つ方法です。

※3分ほどで読み終わります。

大人からの英語上達法。「空気を読む力」と常識力で会話を続ける

子供のほうが英語の上達は速い?

英語の勉強は、幼少期からスタートする方が速く上達します。

僕が英語の先生のとき「20歳までにしっかり勉強できれば英語が母国語並みになる」とデータを示し、大学生にアドバイスをしていたこともあります。

ですが、「母国語並みに完璧になることって重要なのか?」とも思っていました。

大人の方が英語、しっかり話せます

若いほうが英語を習得しやすいと書きました。ならば大人はダメなのか?

そんなことはまったくありません。

ここでよくある質問です。

「若くないけど、今から勉強しても話せますか?」

(僕)「話せます!!」

「本当ですか?」

(僕)「むしろ人生経験積んでるので、絶対話せます。」

僕は、大人には大人なりの勉強法があると考えています。

常識、ニュース、歴史、文化といった背景知識

大人は知識量が学生より豊富で、人生経験をたくさん積んでいます。

これが会話でとても役に立ちます。言語の能力が高くても、日常の知識がないと内容のある話はできません。

完璧主義から脱却

英語を教えてすごく感じていたのは「ペラペラになってから話したい」と考えている人が多いことです。

しかし、ペラペラを目標にするといつまでたっても英語を話すタイミングは来ません。

僕はニューヨークに留学していましたが、ニューヨークは多民族が集まっています。日本で勉強したようなキレイな英語だけでなく、聞き取りづらい英語も飛び交います。

そんな状況でもみんなコミュニケーションを取っています。

英語は6割聞き取れれば内容はだいたい理解できます。もし2割ほどしか聞きとれなかったとしても、最低限の内容は理解することができると思います。相手の話がポジティブか、ネガティブか、という点は抑えることが可能です。

アメリカのv-tuber「闇ノシュウ」さんの動画を紹介します。

ぜひ完璧主義を捨ててどんどん挑戦していきましょう。

完璧じゃなくて問題なし

英語以外ではきっと見切り発車しているはずです。

スマホの機能もすべて使っていなくても、ある程度使いこなすことはできます。

また、ぼくはダンスの仕事していましたが、ダンスのステップすべてを知っているわけではありません。日々勉強しつつダンサーとして活動していました。

どの職業の人もこうやっているはずなのに、英語だけなぜか完璧を求めてしまいます…。

ある程度、勉強ができたらさっさと英会話の練習に移行しましょう。

大臣クラスのスピーチに対し、「発音がやばい」とコメントする人もいますが、通じていれば何も問題ないと思います。

英語の目的はコミュニケーションです。

そして、英語の勉強をしているということは、なにか目的があると思います。

英語の勉強だけに時間を使っているのはもったいないです。目的のために英語を活用してきましょう。

発音に自信がない人は注意

「ペラペラに話したい」というのは具体的にいうと、発音が完璧ということです。

発音に自信がない人は英会話やコミュニケーションの勉強を避けがちです。

英語が伸びる人の特徴

英語が伸びるのは「積極的な人」です。

英語を話すときは、積極的モードになりましょう。僕も英語を話しているときの方が、積極的になっていると思います。

それでも自信がない場合は、必死に勉強するしかないです。

実際に、自信がついてから話し始める人もいます。

ただ多くの人はここに到達するまでに挫折してしまいます。

「空気を読む力」をフル活用するとどうにかなる

僕は、日本語を話すとき「あるクセ」があります。

話半分でも返事をしてしまうクセです。適当に返してもうまく話がつながることも多いです。

時々バレてしまいますが、基本的に人の話の腰を折ることはありません。これは僕だけの話ではなく、大人であれば誰しも自然とやっていることだと思います。このうまく返事する方法は「空気を読む力」と言い換えることができます。

この「空気を読む力」を日本語を話すときだけでなく、英語を話すときにフル活用していました。

もちろん英語の場合、日本語に比べかなり聞く努力をします。ただ、難しい単語がでてくると、相手の言っていることが理解できなくなり、脳が思考停止することがあります。

こうなると、相手が何を言っているのかわからない!

もう「空気を読む」しか会話を続ける方法がありません。

日常会話は、腰を折る必要なし

人と会話していると、話の腰を折るべき時と、腰を折る必要のない時があります。

僕は「日常会話は腰を折る必要がない」と思っています。日常会話で内容が理解できなくても、「会話よ!流れていけ~」というスタンスで話しています。

とにかくスムーズにコミュニケーションをとることを重視しています。先ほど「むしろ人生経験積んでるので、絶対話せます。」というのは、こういった理由からです。

人生経験を積むと「空気を読む力」が必ずつきます。特に日本人は「空気を読む力」に長けているように思います。いろいろな情報を頭の中から取り出せば、話半分でも相手が何を言っているか理解できると思います。

ぜひ、日本語で培ったコミュニケーション能力をそのまま英語にも適用してください。

そして、本当に大事な話はしっかり話の腰を折って、質問してください。ただ、日常会話は質問しなくても大丈夫な話題の方が圧倒的に多いので、あまり気張らず会話を楽しめたらいいと思います。

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kazu

今回は、「空気を読む力」について考えてみました。
どうもありがとうございました。