ロールダウンとは?
ロールアップとは?
ウォームアップに最適?
ダンスレッスンのウォーミングアップで必ずといっていいほど出てくる「ロールダウン」「ロールアップ」。
真剣にやっていますか?
元劇団四季、テーマパークダンサー。30分のショーから2時間の舞台まで出演回数は5,000回は軽く超えているんじゃないかと思います。ダンス、ヨガ(RYT200取得)、ピラティス、ジムにも20年ほど通っています
今回は「ロールアップとロールダウン」の解説です。
※1分ほど読み終わります。
ロールダウン、ロールアップとは?
ロールダウンは立った状態から、背骨を一本一本意識しながら前屈する方法です。
・両足は肩幅で力を抜き、まっすぐ前を見る
・息を吐きながら、頭からゆっくり前屈
・そのまま自分の最大限まで前屈
アゴを引くところからはじまり、背骨の一本一本をていねいに使い順に丸めていきます。曲げてくる上半身ができるだけ身体に近くなるようにしましょう。
ポイントは、ヒザは曲げず下半身はできるだけ動かないようにすることです。腹筋にしっかり力をいれると下半身が固定しやすいです。
柔軟性が足りない場合、ヒザを曲げておこなうと楽になります。
そして、ロールアップはロールダウンの反対です。
レッスンではカウントに合わせてやっていきます。まずは8カウントでゆっくりおこないます。
テンポを速めるとレベルがアップします。4カウントでやるとコントロールが難しくなるので挑戦してみてください。
ロールダウンはストレッチ目的ではない?
レッスンの最初に出てくるロールダウンとロールアップ。
血流がアップし、こわばった筋肉の力が抜けていきます。ダンサーだけでなく、シンガーやアクターの人たちにも有効です。
ロールダウンはストレッチのように思いますが、そうではありません。あくまでも身体のコントロールが目的です。
柔らかい人は床に手がつくと思います。ただ、手がついた途端、ストレッチに移行してしまう人がいますがこれは間違いです。
ずっとお腹には力を入れ続けます。おなかを薄くキープすることを意識するとイイと思います。
ピラティスのロールアップ
ピラティスにもロールアップといって腹筋を鍛える方法があります。
腹筋の上部である、腹直筋上部を鍛えることができます。詳しくはこちらをどうぞ。
ピラティスはバレエダンサーのために開発されたエクササイズなので、ダンスの技術力向上にもすごく役立つのでぜひトレーニングに取り入れてみてください。
1,200円ほど。ピラティスの本の中でもかなりわかりやすいです。
ダンサー体型を目指す筋トレ・体幹トレ
ダンス上達のために身体づくりは欠かせません。身体づくりの知識をつけ、効率的かつ自分独自のメニューを作っていきましょう。
ダンサーのような軽い身体、柔軟性、芯のある機能的な筋肉をつくる基本は、自体重トレーニング・体幹トレーニングです。ケガしづらく、自分の身体に合った筋肉がついていきます。
1日10分、6種類の種目、10ステップ、3レベルに分かれている自体重トレーニングの囚人トレーニング。トレーニング内容を全部紹介しています。
1,500円ほど。
オンラインレッスン
ルーティーンを持つためにプロに頼ることは、時短かつ効率的です。オンラインレッスンはコスパがよく、先生が一流で、内容も充実しています。
筋トレ・ストレッチ・ヨガ・ピラティスを月3,300円ほどでほぼ受け放題できる「SOELU」。
ヨガに特化した業界大手の「LAVA」は月2,000円ほどでほぼ受け放題です。
ダンサー体型を目指すトレーニング情報をまとめていますので、ぜひご覧ください。
ダンス上達のための身体の使い方、トレーニングの方法、体幹トレーニングについてまとめています。ピラティスやヨガもご紹介します。
今回は「ロールダウン、ロールアップ」のご紹介でした。
ありがとうございました。