ミュージカル映画『SING/シング』の内容は?
日本語版のキャストは?
印象に残ったシーンは?
「えっ!この人が声を担当しているの?」と驚かされる豪華な日本語吹替キャストが話題の映画『SING/シング』。その人気はとどまるところを知らず、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンには、映画の世界を再現したアトラクション「シング・オン・ツアー」が登場し、多くのファンを魅了しています。
今回は、日本語版のあらすじ、豪華キャスト、使用された楽曲リストを紹介します。
元劇団四季、テーマパークダンサー。映画に夢中だった頃は、毎週映画館に行っていました。最近はネットで映画をたっぷり。
※ 3分ほどで読み終わります。
「SING/シング」|あらすじ
動物たちが人間のように暮らす世界。倒産寸前の劇場を再建しようとするコアラの劇場支配人、バスター・ムーン。かつては栄華を誇ったムーン劇場も客足が遠のき、閉鎖の危機に瀕していました。劇場へ深い愛情を持つバスターは、再起を図るために歌のオーディションを開催することを決意します。
オーディションには、さまざまな背景を持つ動物たちが集まります。ギャング一家に生まれながらも歌手を夢見るゴリラのジョニー、25匹の子ブタたちの育児に追われる主婦のロジータ、内気であがり症のゾウのミーナ、パンクロックを愛するヤマアラシのアッシュ、自己中心的なジャズミュージシャンのネズミのマイク、そして常に陽気でパーティー好きなブタのグンターなど、個性豊かな面々が集結します。彼らはそれぞれの悩みや葛藤を抱えながら、オーディションを通じて自分自身を見つめ直し、夢に向かって挑戦していきます。バスターもまた、劇場再建のために奔走し、仲間たちとともに最高のステージを目指します。
制作
監督:ガース・ジェニングス
日本語吹替版の制作スタッフ:
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翻訳: 桜井 裕子(さくらい ゆうこ)
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日本語歌詞監修: いしわたり 淳治(いしわたり じゅんじ)
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演出: 三間 雅文(みま まさふみ)
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音楽プロデューサー: 蔦谷 好位置(つたや こういち)
日本語吹替版の音楽プロデュースを担当した蔦谷好位置さんは、キャラクターの特徴やストーリーの流れを意識し、原曲の魅力を損なわずに日本の観客に伝わるよう工夫しています。また、日本語歌詞の監修を担当した、いしわたり淳治さんは、内容を崩さずに口を合わせることに細心の注意を払い、キャラクターに合わせた表現を盛り込む作業を行っています。
キャスト|キャラクター
『SING/シング』の日本語吹替版は豪華なキャストが集結していて、英語版とは全く違う魅力があります。
バスター・ムーン:マシュー・マコノヒー|内村光良
ロジータ:リース・ウィザースプーン|坂本真綾
マイク:セス・マクファーレン|山寺宏一
アッシュ:スカーレット・ヨハンソン|長澤まさみ
エディ:ジョン・C・ライリー|宮野真守
ジョニー:タロン・エジャトン|大橋卓弥(スキマスイッチ)
ミーナ:トリー・ケリー|MISIA
ナナ・ヌードルマン:<声>ジェニファー・ソーンダース、<歌>ジェニファー・ハドソン| 大地真央
ミス・クローリー:ガース・ジェニングス|田中真弓
ビッグ・ダディ:ピーター・セラフィノウィッツ|石塚運昇
グンター:ニック・クロール|斎藤司
ランス:ベック・ベネット|谷山紀章
ボス熊:ジム・カミングス|三宅健太
ベティ:タラ・ストロング|水樹奈々
バスター・ムーン(コアラ)
劇場支配人であるバスター・ムーン。名前に「ムーン(月)」が含まれており、これは欧米文化で「狂気」を連想させることがあります。破天荒で情熱的な性格を象徴していると考えられます。 内村光良さんが起用され、その明るく前向きなキャラクターを見事に演じています。
ロジータ(ブタ)
25匹の子ブタたちの母親であるロジータ。監督のガース・ジェニングスの妻がモデルとなっており、日常生活からインスピレーションを得て作られました。
マイク(ネズミ)
フランク・シナトラ風の歌唱スタイルを持つマイク。才能豊かでありながらも自己中心的な性格で、製作陣は観客が彼を嫌う可能性があることを認識していましたが、キャラクターの変更は行われませんでした。
ミーナ(ゾウ)
内気で極度のあがり症なティーンエイジャーのミーナ。あがり症のキャラクターは一番大きな動物であるべきだと考えられたためです。歌手のMISIAさんが担当。声優初挑戦ながら、その豊かな表現力でミーナの繊細な感情を伝えています。
アッシュ(ヤマアラシ)
パンクロックを愛するティーンエイジャーのアッシュトゲトゲした外見は、反抗的で独立心の強い性格を象徴しています。女優の長澤まさみさんが抜擢され、力強い歌声と演技でキャラクターに生命を吹き込んでいます。
ジョニー(ゴリラ)
ギャングのボスを父に持つジョニー。大柄な体格でありながら優しい心を持つギャップ。音楽への情熱と家族の期待との間で葛藤する姿を表現しています。スキマスイッチの大橋卓弥さんが担当。情感豊かな歌唱と演技が、ジョニーの葛藤と成長をリアルに描き出しています。
グンター(ブタ)
陽気で自信満々なダンサーであるグンター。明るい性格でロジータの才能を引き出す役割を果たしています。
ミス・クローリー(トカゲ)
バスターの秘書であるミス・クローリー。おっちょこちょいな性格と独特の外見が、物語にユーモアを加えています。
これらのキャスト陣の熱演と、全編にわたる60曲以上の世界的ヒットソングが融合しています。
キャストに注目
スキマスイッチの大橋卓弥さんとMISIAさんの存在感が際立っています。2人とも歌手として高い評価を受けていますが、今作では演技にも挑戦。その才能を遺憾なく発揮しています。MISIAさんは声優初挑戦ながら、その繊細で美しい声質がキャラクターに深みを与えています。普段のパワフルなボーカルとは異なる一面が垣間見え、作品に新たな魅力を添えています。
特に大橋さんの自然な演技はキャラクターと見事にマッチしており、歌唱シーンに入るまで彼が声を担当していることに気づかないほどでした。こちらの動画は劇中で歌うサム・スミスの「Stay With Me」です。このシーンは短いながらも、大橋さんの歌唱力が際立ち、強い印象を残します。
自然な演技を追求するため、監督の指示により役作りを過度に行わず、直感的にアプローチしています。歌手としてブースに入りマイクの前に立つという作業は、声優としての収録と共通しています。この経験が演技に活かされ、自然なだけでなく、歌唱シーンは圧巻です。
ジョニーはギャング一家に生まれながらも歌手を目指す青年で、家族からその夢を反対されるという背景を持っています。この点は大橋さん自身の経験と重なる部分があります。音楽活動を始めて上京する際、両親から反対を受けていました。東京で音楽活動を続ける中、父親から「音楽活動を切り上げて帰ってこい」「いつまでやっているんだ」と言われていました。だからこそ、ジョニーに自身の気持ちを重ねて演じたと語っています。劇中では、歌に打ち込むジョニーが父親の愛を感じる場面があります。大橋さんも活動する中、母親から「お父さん、いつも車で卓弥の曲しか聴いていないよ」と伝えられます。嬉しさのあまり涙が出そうになったと明かしています。
オーディションシーン
序盤では、劇場支配人バスター・ムーンが再起を図るためにオーディションを開催します。キャラクターたちの多様な個性と背景を垣間見ることができ、物語の序盤から観客を惹きつける要素となっています。
多くの応募者の中から、バスターの主観的な判断で7名が選ばれます。この選考過程ですが、オーディションは実力だけでなく、タイミングや運も重要であることが示されています。特に、ジョニーが合格するシーンは、その要素が巧みに表現されており、「なるほど」と思わされました。
名曲オンパレード
フルで使用されているわけではないですが、名曲のオンパレードです。楽曲は、物語の進行やキャラクターの心情に合わせて巧みに配置され、作品全体の魅力を高めています。
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ビートルズ「Golden Slumbers」
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スペンサー・デイヴィス・グループ「Gimme Some Lovin’」
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ゾンビーズ「The Way I Feel Inside」
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ケイティ・ペリー「Firework」
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デイヴ・ブルーベック・カルテット「Take Five」
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ジェリー・ラファティー「Baker Street」
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ビヨンセ「Crazy in Love」
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レディー・ガガ「Bad Romance」
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ヴァン・ヘイレン「Jump」
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シール「Kiss From A Rose」
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きゃりーぱみゅぱみゅ「きらきらキラー」
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ドノヴァン「I Love My Shirt」
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ニッキー・ミナージュ「Anaconda」
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ドリー・パートン「9 to 5」
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クリストファー・クロス「Ride Like The Wind」
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マイケル・ジャクソン「Ben」
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サム・スミス「Stay With Me」
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シーア「Chandelier」
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フランク・シナトラ「Pennies From Heaven」
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アントニオ・カルロス・ジョビン「Garota de Ipanema」
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きゃりーぱみゅぱみゅ「にんじゃりばんばん」
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ドレイク「Hold On, We’re Going Home」
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キャット・スティーヴンス「The Wind」
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バナナラマ「Venus」
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カーリー・レイ・ジェプセン「Call Me Maybe」
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ジョン・レジェンド「All Of Me」
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シンディ・ローパー「True Colors」
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ジプシー・キングス「Bamboleo」
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ビートルズ「Carry That Weight」
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ワム!「Wake Me Up Before You Go-Go」
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ルチアーノ・パヴァロッティ「Nessun dorma」
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レナード・コーエン「Hallelujah」
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クイーン&デヴィッド・ボウイ「Under Pressure」
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テイラー・スウィフト「Shake It Off」
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エルトン・ジョン「I’m Still Standing」
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スティーヴィー・ワンダー「Don’t You Worry ‘Bout a Thing」
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スティーヴィー・ワンダー&アリアナ・グランデ「Faith」
1500円ほど。
DVD
DVD版は日本語キャスト、英語キャスト両方楽しめるのでオススメです。音楽、映像の完成度の高さ、そして展開が速い1時間50分。
英語版キャストに関してはこちらをどうぞ。
今回は「SING/シング」日本語吹替版の紹介でした。
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