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伝統的なヨガの4種類とは?
ラージャヨガ、カルマヨガ、バクティヨガ、ジュニャーナヨガ?
かんたんに説明すると?

5000年の歴史のあるヨガ。さまざまに枝分かれし、いろいろな流派があります。伝統的なヨガでは主流とされている流派が4つあります。それぞれどんな教えなのか紹介しています。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。ニューヨーク留学中にヨガにハマる。ヨガ歴15年以上でRYT200に挑戦中です。

kazu

今回は「ラージャヨガ、カルマヨガ、バクティヨガ、ジュニャーナヨガ」についての紹介です。

※3分ほどで読み終わる記事です。

伝統的なヨガの4流派。ラージャ、カルマ、バクティ、ジュニャーナのかんたん解説

4種類の伝統的なヨガ

ヨガには伝統的なモノと、エクササイズや科学を積極的に取り入れた近代ヨガがあります。近代のヨガも伝統的なヨガから派生しているので、伝統的なヨガを知っておくのはいいことかもしれません。

伝統的な4流派

・ラージャヨガ(Raja Yoga):瞑想
・カルマヨガ(Karma Yoga):行動
・バクティヨガ(Bhakti Yoga):献身
・ジュニャーナ(ギャーナ)ヨガ(Jnana Toga):知識

ポーズをおこなうのはラージャヨガだけです。

ほかの3種類は動かないヨガです。カルマヨガは奉仕活動、バクティヨガは祈り、ジュニャーナヨガは知識を深めていくスタイルです。

ラージャヨガ(Raja Yoga)

ラージャとは「王」「気高い」という意味で、自己規律を実践していくヨガです。アーサナ(ポーズ)と瞑想で理想の自分に近づくことを目的にしています。ポーズと瞑想を主体とするアシュタンガヨガ(八支則)やハタヨガと共通点が多いです。

ハタヨガ(太陽と月)

「ハ」が太陽、「タ」が月という意味で、相反する2つのモノを統合することができるヨガです。バランス感覚を鍛えることで身体と精神を安定させていきます。

ラージャヨガで重視されるのはバランスです。「忙しい」「考えすぎ」「自己中心」「嫉妬」「執着」などに支配されがちな心と向き合っていきます。

ラージャヨガでは「喜び」「快適さ」も重要な感覚です。そのため、ポーズで無理をする必要はありません。スピードはゆるやかですが、正しく動かしていればケガをすることなく成長していきます。

そして、気づきを持って生活していくことも大事とされています。外の世界に惑わされず、自分に集中し、知識を深めていくことが重視されています。

カルマヨガ(Karma Yoga)

伝統的な4つの流派でもっとも高潔なヨガとされ、もっとも実践しやすいヨガとされています。このヨガはアーサナ(ポーズ)をおこなうヨガではなく、日々どう生きていくかという精神的なヨガです。起源は紀元前までさかのぼります。

カルマとは「行い」「行動」のことで、日本語で「因果応報」を意味します。

カルマ(因果応報)

「過去の行為が良い悪い関係なく必ず自分に返ってくる」 という考え

カルマヨガでは自分をかえりみながらい行いを溜めていきます。善い行いを貯金箱の中に溜めていくような感覚です。ただしこのとき「見返りを求めない」ということもカルマヨガの考えに含まれます。だからこそカルマヨガは精神的に発達するといわれています。

最低限のお金でもやっていけるように

人生の中で必要だけれど貯めることで苦しみを感じてしまうものがあるとされています。それが「お金」です。

善い行いを溜めていくと気持ちが楽になっていくのに対し、お金を貯めていくと失う恐れが出てしまいます。お金に対する恐れが大きくなりすぎないよう、最低限のお金でも生活できるように、もし失ったときでも大丈夫な状態をつくることも重要です。

カルマヨガでは「義務を持って生きる」ことも重視されます。人間にはそれぞれ使命があるとされます。これはどの仕事を選ぶかということではなく、どう生きるかという使命です。そのために周りの環境に常に愛情を持って接することを大事にします。小さな変化にも気づけるようになるので、生きていくことが楽になります。

バクティヨガ(Bhakti Yoga)

バクティとは「神に捧げる」という意味です。

バクティヨガも紀元前まで起源をたどることができます。ヨガはインドのカースト制(社会的身分制度)と深く関わっています。ヨガはかつてカースト制の上位の人のみに許されていました。しかし、救いを求めているのはカーストの上位であろうが、下位であろうが同じです。そこで生まれたのがバクティヨガで、教育を受けることが出来ない人を中心に広まっていきました。

バクティヨガでは「祈り」「詠唱」「歌」「踊り」をとおし、神を無償で愛していきます。近しい人と同じように神を愛していくという考えです。死んでしまえば地位が高い、低いは関係ありません。だからこそ、今に疑いを持たず、目の前にあることに愛を持って生きていこうと励まします。

オーム(短い詠唱)もバクティヨガでは大事にされています。

ジュニャーナ(ギャーナ)ヨガ(Jnana Toga)

ジュニャーナという言葉は「知識・知恵」を意味します。論理派にピッタリのヨガです。

知識は人生を豊かにし、人生に気づきをもたらしてくれます。しかも、知識は誰にも盗まれることはありません。

知識をたくさんつけるほど、モノゴトの表と裏がわかるようになっていきます。つまり、ウソを見破れるということです。できるだけ多くの知識を集め、勉強を続けるということは、人生を豊かにしてくれます。モノを集めているとむなしくなってしまうことがある。ですが、知識はあればあるほど人生が充実していきます。

人間には生きる意味、生きる義務がそれぞれにあります。仕事のことを言っているわけではありません。仕事はお金を稼ぐ手段です。大事なのは内面の義務です。精神的に知識を深め、人生を充実させていく義務が人間にはある、という考えです。

知識を集め、実践し、より理解し、それを伝える。これがギャーナヨガです。気づきを持ちながら生活することでより深い知識を得ることができます。知識がある人はどの世界でも尊敬されやすいです。ひとつ注意点があるとすれば、自分のことを賢いと過信しないことです。

以上、伝統的なヨガ4流派を紹介しました。お互いに似ている部分も多いことがわかると思います。

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kazu

今回は「ラージャヨガ、カルマヨガ、バクティヨガ、ジュニャーナヨガ」についてご紹介しました。
どうもありがとうございました。

ヨガ講師の資格であるRYT200の勉強をもとにヨガの情報をまとめています。

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