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ヨガの目的とは?
5000年の歴史がある?
日本にあるヨガはエクササイズ目的?

エクササイズの定番となったヨガ。欧米でエクササイズ目的として開発されたものがベースになっています。

ポーズ、呼吸法、瞑想が日本のヨガの主流です。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。ニューヨーク留学中にヨガにハマる。ヨガ歴15年以上でRYT200に挑戦中です

kazu

今回は「ヨガの目的と歴史」についてです。

※3分ほどで読み終わります。

日本のヨガの目的と歴史。エクササイズ目的のヨガは欧米が発祥の地?

ヨガとは?

日本のヨガは、健康的な身体を手にいれることを目的にしていることが多いです。

ヨガのポーズ(アーサナ)をとることで柔軟性、体幹、筋力が鍛えることができます。それと同時に呼吸法(プラーナヤーマ)を使い、リラックスしながら集中力を高めていきます。

ヨガは忙しい生活において、ちょっとした休憩時間をつくることができます。ヨガのレッスン中は時間の流れがゆったりとなるため、ふと立ち止まることができます。すると、日常生活を振り返ることができ、気づきが生まれたりすることもあります。

ヨガは「エクササイズ」と「自分を振り返る時間が確保できる」という2つのイイ点があります。

5000年の歴史

ヨガは5000年以上の歴史があります。

もともとヨガは古代インドで輪廻りんね(命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物なども含めた生類として生まれ変わること)からの解脱げだつ(現世の苦悩から解放され自由の境地に達すること)を目的としていました。このころのヨガはポーズではなく、瞑想がメインでした。

『ヨーガ・スートラ』

長い年月をかけ、ヨガは各地で独自に発展していきます。

紀元後300年~400年頃、『ヨーガ・スートラ』という経典が編纂へんさんされます。各地に広がったヨガがこのとき集約され本になりました。この本にはポーズがほとんど登場せず、心をコントロールする方法が書かれています。

根本経典と呼ばれ、ヨガを教えている人は必ず理解しておくべき概念で、どのヨガも『ヨーガ・スートラ』を必ず経由しています。

ハタ・ヨガ

1000年頃、「ハタ・ヨガ」が登場します。ハタ・ヨガはポーズ(アーサナ)と呼吸法(プラーナヤーマ)を通し、身体を鍛え、心を浄化することを目的にしています。

「ハタ」の意味は?

ハタには2通りの解釈があります。

1:「ハタ」がチカラという意味
2:「ハ」が太陽、「タ」が月という意味で、相反する2つのモノを統合することができる、という意味

このハタ・ヨガが現代ヨガに大きな影響を与えています。

19世紀末

19世紀末、エクササイズ目的でヨガが欧米に進出します。ヨガがエクササイズと混ざり、独自の進化をはじめます。

20世紀末

ヨガが欧米に渡ってから100年ほどたつと、人気のエクササイズになります。

この頃「ヨガがオシャレ」と思われるようになりました。現在のヨガムーブメントは、インドの伝統的なヨガを起源としているわけではなく、ヨーロッパで発展したヨガが世界中に広がったものです。このエクササイズ的なヨガがインドに逆輸入もされています。

インドのヨガの歴史は深くもあり浅くもあり

インドにはカースト制があります。ヨガは位の高い人しか学ぶことができなかったという歴史があります。今はインドでも多くの人に親しまれているヨガですが、ヨーロッパで発展したヨガがインドに逆輸入されました。このヨガが一般の人にも広がっていきました。歴史にすると実は20年~30年くらいです。

このヨガムーブメントが世界中に広がり、日本にもエクササイズ感覚のおしゃれなヨガが入ってきます。

2010年以降

2010年代以降は精神的な側面からヨガが注目されています。それがヨガの瞑想です。マインドフルネス(瞑想で心を落ち着かせる)、座禅などがブームとなり、ヨガの瞑想も注目されるようになりました。

現在のヨガは、アーサナ(ポーズ)を中心に、プラーナヤーマ(呼吸)で身体を鍛え、瞑想で心を落ち着かせる、という点に重点が置かれています。

以上、ヨガの歴史でした。

ヨガを深める

最後にヨガのポーズだけでなく哲学や食事など幅広い内容がつまっている本を紹介します。

3,500円ほどで、この1冊あれば大満足という内容です。

機能的な身体を目指す筋トレ・体幹トレ

軽い身体、柔軟性、芯のある機能的な筋肉をつくる基本は、自体重トレーニング・体幹トレーニングです。ケガしづらく、自分の身体に合った筋肉がついていきます。

身体づくりの知識をつけ、効率的かつ自分独自のメニューを作っていきましょう。

1,500円ほど。

オンラインレッスン

独自のメニュー(ルーティーン)を持つためにプロに頼ることは、時短かつ効率的です。オンラインレッスンはコスパがよく、先生が一流で、内容も充実しています。

筋トレ・ストレッチ・ヨガ・ピラティスを月3,300円ほどでほぼ受け放題できる「SOELU」。

ヨガに特化した業界大手の「LAVA」は月2,000円ほどでほぼ受け放題です。

ヨガ講師の資格であるRYT200はオンラインでも取得できます。通常50万ほどかかりますが、オンラインだと12万ほどです。

ヨガの情報はこちらでまとめているので、ぜひご覧ください。

kazu

今回は「ヨガの目的と歴史」についてでした。
どうもありがとうございました。

トレーニング情報もぜひご覧ください。