
ヨガの効果とは?
男性との相性は?
ヨガのレッスンを受けるには?
身体に良さそうなイメージのあるヨガ。
具体的にどんな健康効果があるのか。
男性にとってどんなイイ点があるのかを紹介していきます。
元劇団四季、テーマパークダンサー。ヨガ歴 20年以上でRYT200取得済。
今回は、「ヨガの健康効果:5選」についてです。
※ 3分ほどで読み終わります。
ケガや痛みから解放される
最近はプロスポーツ選手も積極的にヨガをトレーニングに取り入れています。
具体的にどのような効果があるのか、という調査がアメリカでありました。
ヨガを続けることで身体のケガや痛みが解消されています。
僕も同じような体験があります。ダンサーのとき固いコンクリートの上で一日中踊っていたことがあります。
足の痛みに苦しんでいましたが、ヨガを取り入れるようになってケガが減りました。
理由としては、体幹が強くなったこと、モビリティ(可動性)が上がったことです。モビリティとは、カラダをしなやかに伸び伸びと動かせる力のことです
男性にこそヨガ
男性は女性に比べ、体重があります。
日々重い体重を支えつづけているので、身体には負担が蓄積されています。
解消するためには、メンテナンスが必要です。
メンテナンスに適しているのがヨガです。
ヨガの 5つの効果を紹介します。
1:モビリティ(可動性)
2:体幹が強くなる
3:柔軟性アップ
4:精神的に安定
5:疲れにくくなる
1:モビリティ(可動性)
身体の効率的な使い方がわかるようになります。
スポーツのパフォーマンスが上がるだけでなく、日常生活の動作が楽になります。
プロスポーツの世界では、ヨガの理論に基づいたウォーミングアップが取り入れられています。
その理由が「モビリティ」です。
全身を連動して動かせるようになること。現代は動きに着目したトレーニングが主流となっている。
代表例:ファンクショナル・トレーニング
華奢なバレリーナが力持ちであることはご存知でしょうか?
バレリーナの小林ひかるさんがデッドリフトで 約60kg を持ち上げています。
小林さんは引退されましたが、現役時代はたぶん体重40kgないんじゃないかと思います(たぶん)。
「バレエの細道」より
バレエは意外にアクロバティックなリフトがたくさん出てきます。
リフトとは、女性が男性に持ち上げられることです。男性に頼っているかと思いきや、実際は女性自身で体重を支える場面も多いです。
女性ダンサーは自分の体重を筋力と、モビリティでコントロールしています。
身体の使い方がわかるようになると、ポテンシャルが最大限に発揮できるようになります。
例えば、筋力トレーニングです。
筋肉量アップを目指すには、高重量のダンベルやバーベルを持ち上げる必要があります。
とはいえ、高重量を持ち上げるのは大変です。
モビリティを上げると高重量にも対応できるようになり、パンプアップにつながります。
2:体幹が強くなる
体幹が強いと、
ヨガはポーズを取る中で、体幹を鍛えることができます。
重要になるのが腹筋のコアです。
ヨガでは基本的にずっとコアに力を入れています。
不安定なポーズがたくさん登場するので、体幹部のコアを中心にバランス感覚が鍛えられます。
3:柔軟性アップ
ヨガには柔軟性が必要なポーズがよく登場します。
たくさん種類のあるヨガ。その中で、800年の歴史を持つのが「ハタヨガ」です。
ha:太陽
tha:月
yoga:つなぐ
初心者向け:先生がポーズを細かく説明してくれる
心と身体の調子を整えることを目的にしています。太陽と月、つまり陰と陽、正反対のものを表します。ハタヨガでは、陰と陽が、心と身体に対応しています。
800年の歴史の中で、柔軟性が向上するプログラムが確立されました。
「通常のポーズ」「高難度のポーズ」「軽減ポーズ」の 3種類 用意されています。
軽減ポーズから始まり、柔軟性が上がると次のレベルのポーズに移ります。
また、ヨガの柔軟性は筋肉でコントロールします。
ヨガのストレッチは、「ダイナミック・ストレッチ」です。
ストレッチする筋肉の反対側を、力を使って縮めるのがポイントです。
筋肉でコントロールしているので、安全に可動域を広げることができます。
さらに詳しくはこちらをどうぞ。
精神的に安定
ヨガは瞑想から始まり、瞑想で終わります。
マインドフルネスのように、疲れた脳を一旦リセットし、心のエネルギーをチャージします。
瞑想の一種で、「今ここにあるもの」に意識を向ける方法。医療や福祉の現場でも取り入れられ、心がリラックスされることが証明されている。アップルやグーグルなどの有名企業が作業効率アップのためにマインドフルネス瞑想を導入。
また、ヨガでは「偏った自律神経を整える」ポーズがあります。
ポーズをとることで身体の疲れや緊張を、リラックス状態に戻していきます。
そして、集中力です。
特に難しいポーズでは集中力が必要なため、頭がカラッポになります。
気づくと心配事がどこかへ行き、精神的に安定した貴重な時間を作ることができます。
疲れにくくなる
体幹の働きが強くなると、身体機能が向上し、内臓機能が活発になります。
それだけでなく、日常的な動作はもちろん、スポーツにおいても、より軽やかに効率的に動けるようになります。
また、ヨガは呼吸を大切に行います。
呼吸が整うと、全身に酸素がいきわたります。
普段の呼吸も深くなり、日常生活がよりスムーズに送れるようになっていきます。
以上、ヨガの5つの効果をご紹介しました。
ヨガを始める
ヨガをはじめる方法はこちらで紹介しています。
ヨガを楽しむ
最後にヨガ初心者にオススメの本です。
1,600円ほど。
さらに専門的でオススメの本がこちらです。
3,500円ほどで、この1冊あれば大満足という内容です。
オンラインレッスン
実際に動きたい場合は、オンラインのレッスンから始めるのがオススメです。
筋トレ・ストレッチ・ヨガ・ピラティスを月3,300円ほどでほぼ受け放題できる「SOELU」。
ヨガに特化した業界大手の「LAVA」は月2,000円ほどでほぼ受け放題です。
慣れてきたら実際のレッスンにも足を運んでみてください。
健康を目指す筋トレ・体幹トレ
軽い身体、柔軟性、芯のある機能的な筋肉をつくるために、自体重トレーニング・体幹トレーニングもオススメです。
ケガしづらく、自分の身体に合った筋肉がついていきます。
2,200円ほど。
1日10分、6種類の種目、10ステップ、3レベルに分かれている自体重トレーニングの囚人トレーニング。トレーニング内容を全部紹介しています。

今回は「男性にこそヨガ:理由5選」についてでした。
どうもありがとうございました。
ヨガの情報はこちらにまとめているので、ぜひご覧ください。
ヨガをもう少し深めたい人に向けた記事です。宗教性が苦手な人にもライトな観点からヨガを見つめます。