ヨガの効果は?
どんな効果がある?
男性でもヨガのレッスンを受けるには?
ヨガは身体に良さそうなイメージがあると思います。
具体的にどんな健康効果があるのか。男性にとってどんなイイ点があるのか気になるところです。
元劇団四季、テーマパークダンサー。ニューヨークに留学中ヨガに出会い、ヨガ歴10年以上、中級くらいです。現在RYT200に挑戦中
今回は「ヨガが身体に良い理由5つ」です。
※3分ほどで読み終わります。
ケガや痛みから解放される
最近はプロスポーツ選手も積極的にヨガをトレーニングに取り入れています。具体的にどのような効果があるのか、という調査がアメリカでありました。
主観的な調査なのですが、ヨガを続けることで身体のケガや痛みが解消されています。
僕も同じような体験があります。ダンサーのとき固いコンクリートの上で一日中踊っていたことがあります。足の痛みに苦しんでいましたが、ヨガを取り入れるようになってケガが減りました。
男性にこそヨガ
男性は女性にくらべ体重の重さがあります。日々重い体重を支えつづけているので、身体には少なからず負担になっています。ですので日々メンテナンスが必要です。そこでオススメなのがヨガです。
ここからはヨガの5つの効果です。
筋肉量アップ
自宅やジムで筋トレしている人にもオススメです。筋肉量アップを目指すとき、高重量のダンベルやバーベルを持ち上げる必要があります。ですが、高重量を持ち上げるのは大変です。ヨガをトレーニングに取り入れると身体の効率的な使い方がわかるようになり、高重量が持ち上がるようになります。
重要になるのが身体のコアである「丹田」です。丹田は、おへそから指3本ほど下の腹筋の位置にあります。ヨガでは基本的にずっと丹田に力を入れ続けています。不安定なポーズがたくさん登場するので、丹田を中心にバランス感覚が鍛えられます。丹田が強いと身体のコントロールがきくようになります。
丹田を意識できるようになるとバーベルやダンベルで高重量をあげることができるようになり、パンプアップにつながります。
体幹が強くなる
体幹が強いと、
華奢なバレリーナが力持ちであることはご存知でしょうか?
バレリーナの小林ひかるさんがデッドリフトで約60kgを持ち上げています。小林さんは去年引退されましたが、現役時代はたぶん体重40kgないんじゃないかと思います(たぶん)。
「バレエの細道」より
バレエは意外にアクロバティックなリフトがたくさん出てきます。リフトとは、女性が男性に持ち上げられることです。男性がすべてを持ち上げてくれると思いきや、実際は女性自身が自分の体重を支える場面も多々出てきます。男性ダンサーに頼ることなく、女性ダンサーも自分の体重をしっかり筋力でコントロールしています。
細いバレエダンサーのどこにその力が隠れているかと言うと、体幹です。バレエダンサーはとにかく体幹が強いです。
歩く、寝る、ヤンキー座りが基本姿勢だった人間。イスに座る生活がはじまってたったの200年。姿勢がどんどん崩れている人が続出中。人間本来のバランスに戻す体幹が入っている状態の解説です。
ヨガはポーズをキープする時間が長いことが多く、体幹をしっかり鍛えることができます。
柔軟性がつく
ヨガは柔軟性の必要なポーズがあります。
ポーズを取るヨガをハタヨガといいます。ハタヨガには800年ほどの歴史があります。長い歴史の中で、柔軟性が向上するようなメニューが作られてきました。どのレッスンでも難易度の低いポーズから入っていき、身体の柔らかさが必要なポーズに移っていきます。
ヨガの柔軟性はただ柔らかいだけでなく、コントロールの効く柔軟性が身につきます。ヨガのストレッチは、伸ばしている方と反対側の筋肉に力を入れていくアクティブストレッチです。筋肉でコントロールすることで、安全に可動域を広げることができます。
さらに詳しくはこちらをどうぞ。
相反抑制を利用し「伸ばしたい筋肉と反対側の筋肉に力を入れる」ストレッチ方法です。正しい身体の位置で体幹部分に力を入れ可動域いっぱいに筋トレすることで自然とストレッチされていきます。
精神的に安定
ヨガは瞑想から始まり、瞑想で終わります。マインドフルネスのように、疲れた脳を一旦リセットし、心のエネルギーをチャージします。
アップルやグーグルなどの有名企業が作業効率アップのためにマインドフルネス瞑想を導入。瞑想の一種で、「今ここにあるもの」に意識を向ける方法。医療や福祉の現場でも取り入れられ、心がリラックスされることが証明されている。
また、ヨガでは「偏った自律神経を整える」ためのポーズがあります。ポーズをとることで身体の疲れや緊張を、リラックス状態に戻していきます。
そして、ヨガは集中しなければポーズが行えないため、集中力がつきます。特に難しいポーズは体幹トレーニングになるだけでなく、集中しているうちに頭がカラッポになります。気づくと心配事がどこかへ行き、精神的に安定した貴重な時間を作ることができます。
疲れにくくなる
体幹の働きが強くなると、身体機能が向上し、内臓機能が活発になります。それだけでなく、日常的な動作はもちろん、スポーツにおいても、より軽やかに効率的に動けるようになります。
また、ヨガは呼吸を大切に行います。呼吸が整うと、全身に酸素がいきわたります。普段の呼吸も深くなり、日常生活がよりスムーズに送れるようになっていきます。
以上、ヨガの5つの効果をご紹介しました。
ヨガをはじめる方法はこちらで紹介しています。
ヨガのレッスンはスタジオか自宅か?レッスンの注意点、ヨガマット、ヨガストラップ、ボルスターなどの便利なアイテムや服装に関しても紹介しています。
ヨガを深める
最後にヨガのポーズだけでなく哲学や食事など幅広い内容がつまっている本を紹介します。
3,500円ほどで、この1冊あれば大満足という内容です。
機能的な身体を目指す筋トレ・体幹トレ
軽い身体、柔軟性、芯のある機能的な筋肉をつくる基本は、自体重トレーニング・体幹トレーニングです。ケガしづらく、自分の身体に合った筋肉がついていきます。
身体づくりの知識をつけ、効率的かつ自分独自のメニューを作っていきましょう。
1日10分、6種類の種目、10ステップ、3レベルに分かれている自体重トレーニングの囚人トレーニング。トレーニング内容を全部紹介しています。
1,500円ほど。
オンラインレッスン
独自のメニュー(ルーティーン)を持つためにプロに頼ることは、時短かつ効率的です。オンラインレッスンはコスパがよく、先生が一流で、内容も充実しています。
筋トレ・ストレッチ・ヨガ・ピラティスを月3,300円ほどでほぼ受け放題できる「SOELU」。
ヨガに特化した業界大手の「LAVA」は月2,000円ほどでほぼ受け放題です。
ヨガ講師の資格であるRYT200はオンラインでも取得できます。通常50万ほどかかりますが、オンラインだと12万ほどです。
ヨガの情報はこちらでまとめているので、ぜひご覧ください。
ヨガをもう少し深めたい人に向けた記事です。宗教性が苦手な人にもライトな観点からヨガを見つめます。

今回はヨガの良い点5つと、レッスンを受けに行く方法をご紹介しました。
どうもありがとうございました。
トレーニング情報もぜひご覧ください。
ダンス上達のための身体の使い方、トレーニングの方法、体幹トレーニングについてまとめています。ピラティスやヨガもご紹介します。