ヨガのレッスン前の注意点は?
レッスン後の注意点は?
男性が気をつけるべきことは?
ヨガのレッスン前に、キョロキョロしてしまう……。
不安な気持ち、わかります。
その気持ちを解消できるようなマナーを紹介していきます。
元劇団四季、テーマパークダンサー。ヨガ歴 20年以上でRYT200取得済。
今回は、「ヨガのレッスン前後のマナー」についてです。
※ 3分ほどで読み終わります。
レッスン前の注意点
知っておくとスマートに振る舞えるマナーはこちらです。
・直前に食事をしない
・ニオイに注意
・はだし
・騒がない(スマホはOFF)
・マットの準備
・位置取り
食後は避ける
レッスンの 2時間前までに食事は済ます
食後 30分 ~ 60分は、消化にエネルギーを使います。
そのときにヨガをすると、消化不良を起こしたり、集中力が切れやすくなってしまいます。
それだけでなく、おならが……。
ヨガでは内臓が特によく動くので、気持ち悪くなりやすいです。そのため、空腹状態が理想です。
なにか食べる場合は、軽食・消化の良い食べ物を選びましょう。
ニオイ
男性はニオイに注意です。
汗臭い場合、清潔にしてからレッスンに参加します。
それだけでなく、ニオイの感覚は人によって違うので注意が必要です。
香水や、香りの強い制汗剤を使わないようにします。
ニオイに関してはいつもより気にしましょう。鼻で深い呼吸をするので、ニオイに敏感になっている人が多いためです。
はだし
レッスンは「はだし」が基本です。
足の裏の感覚を鋭くするために「はだし」が推奨されています。また、靴下でヨガマットに乗るとすごく滑りやすいです。
とはいえ強制ではありません。はだしに抵抗がある場合は一言先生に伝え、靴下で行いましょう。その場合、滑り止め加工の靴下がオススメです。
ヨガ専門のスタジオでは、室内用シューズでも脱ぐのがマナーです。
ジムやダンススタジオでは、シューズでの入室 OKのことが多いです。
声を落とす(スマホはサイレントに)
スタジオに入ったら声のボリュームは落としましょう。
クラス前に瞑想を行っている人、静かにストレッチをしている人もいます。
周りへの配慮が必要です。
ジムのクラスでワイワイしている人もいますが、本当は NG です。
また、スマホは持ち込まないのがベストです。
持ち込む場合、サイレントにするか電源オフにしましょう。
レッスン中に音が出てしまうのは、かなりのマナー違反です。
中級レッスンでの話。「スマホの音は鳴らないように」と注意していた先生。
しかし、参加者のスマホから音楽が……。
先生がレッスンから追い出してしまいました。アメリカでの話です。
レッスンから追い出されることはないと思いますが、かなり気まずい思いをすることになります。
ヨガマットは清潔に
基本的にヨガマットはアルコールで事前に拭いてありますが、気になる場合は自分でも拭きましょう。
ほとんどのスタジオにはマットを拭くための道具(アルコールスプレー、ペーパータオルなど)が用意されています。
マットは自分でピックアップしてセッティングする場合が多いです。
専門的なヨガクラスではヨガブロック、ヨガバンドを使うこともあります。クラスが始まる前に先生が指示してくれるので、それに従いましょう。
水やタオル、靴下などはマットの後方外側に置きましょう。大きく動いたときにぶつからない位置であれば OK です。
位置取り
初心者のうちは真ん中あたりがオススメです。
あまり目立ちたくないという理由でスタジオの端や後ろに位置してしまう気持ちもわかります。ですが、逆に訳がわからなくなることが多いです。
とくに初心者のうちはポーズかわからなくなってしまいます。
レッスン中、つねに前を向いているわけではありません。後ろ向きになったり、頭を下げるポーズもあります。
前後左右の感覚がくるい、ひとりだけ逆向きになっていて「ちょっと恥ずかしい……」みたいなことも起こります。
それを避けるためには、真ん中あたりがオススメです。
この位置であれば、わからなくなったときに少し顔を上げるだけで横の人が見えたり、後ろ向きのポーズでも後ろの人が見えます。
あまり中心に行きたくない場合でも、端から一人内側に位置しましょう。
また、鏡にかぶらないような配慮も必要です。
自分の姿が鏡に映るようにしつつ、後ろの人も鏡が見えるようズレてあげましょう。
そして、隣の人と適当な距離をとります。距離の目安は、手足を広げたときにぶつからない程度です。
レッスン後の注意点
・ストレッチ
・汗の処理
レッスン後はかなり落ち着いた雰囲気になっています。
少し休む人、ストレッチをする人、退出する人とさまざまです。
先生も一度退出して、生徒とコミュニケーションを取ることが多いです。これはスタジオ内でうるさくしない、という配慮です。
ストレッチ
レッスン後はストレッチがオススメです。
身体が温まっているのでストレッチのゴールデンタイムです。静的ストレッチでじっくり伸ばしていきましょう。
身体をじっくり伸ばすストレッチで、可動域を広めることを目的とする。身体をクールダウンしたり、リラックスさせる効果もある。
1部位 30秒が目安です。
15秒間じっくりと伸ばしていき、自分の限界まで伸ばします。そして、15秒間そのままキープします。
汗の処理
ヨガマットを拭くのはもちろん、まわりの床を拭くのがマナーです。
ヨガのレッスンに汗はつきものです。マットの外に汗が飛んでしまうこともあります。
次の人のために気持ちよく出ていきましょう。
モップが用意されているときは、一気に拭いてしまって OKです。一緒にまわりもバーっと拭いて問題ありません。
男性の多いレッスンを探す
ヨガレッスンの参加者は女性が多いので、男性は恐縮しがちです。
「男性に見られたくない」という女性もいるようですが、男性 OKのレッスンにおいてはマナーを守っていれば問題ありません。
女性ばかりで居心地が悪い場合、「パワー系のヨガ」や「平日夜のクラス」は比較的男性参加者が増える時間帯です。
参加するクラスを調整してみるのも 1つの方法です。
ヨガを楽しむ
最後にヨガ初心者にオススメの本です。
1,600円ほど。
さらに専門的でオススメの本がこちらです。
3,500円ほどで、この1冊あれば大満足という内容です。
オンラインレッスン
実際に動きたい場合は、オンラインのレッスンから始めるのがオススメです。
筋トレ・ストレッチ・ヨガ・ピラティスを月3,300円ほどでほぼ受け放題できる「SOELU」。
ヨガに特化した業界大手の「LAVA」は月2,000円ほどでほぼ受け放題です。
慣れてきたら実際のレッスンにも足を運んでみてください。
健康を目指す筋トレ・体幹トレ
軽い身体、柔軟性、芯のある機能的な筋肉をつくるために、自体重トレーニング・体幹トレーニングもオススメです。
ケガしづらく、自分の身体に合った筋肉がついていきます。
2,200円ほど。
1日10分、6種類の種目、10ステップ、3レベルに分かれている自体重トレーニングの囚人トレーニング。トレーニング内容を全部紹介しています。
今回は「ヨガのレッスン前後のマナー」についてでした。
どうもありがとうございました。
ヨガの情報はこちらにまとめているので、ぜひご覧ください。
ヨガをもう少し深めたい人に向けた記事です。宗教性が苦手な人にもライトな観点からヨガを見つめます。