アメリカ留学での転部・転学とは?
気軽にできる?
誰に相談すればいい?
留学中、予定通りにいかないことばかりでした。
行き当たりばったりな留学でしたが、毎回自分で決断し、行動していく。だからこそ、とても充実していました。中でも大きな出来事が大学の変更です。
大学の入学に関しては日本から見学に行けるわけではないので、ネットの資料で判断するしかありません。もし、あまり合っていないと感じた場合、なかなか大変です。
アメリカのダンス学部に行くため TOEFL 80点を取得。帰国後は大学生向けの英語学校で TOIEC や留学向けの指導。TOEIC 905点。
今回は「アメリカ留学での転学」についてです。
※ 3分ほどで読み終わります。
ピッツバーグ
僕は最初、アメリカのピッツバーグにある私立大学のダンス学科に通っていました。
大学のダンスプログラムがとても充実していたので、この大学に決めました。
アメリカの学費は日本に比べるとかなり高額です。特に私立大学は高額です。
半年ほどの学費が、日本で換算すると大学4年分でした……。
長期間行くのは無理だろうな、と思っていたのでカツカツの生活で 2年間ようやく行ける計画でした。
計画変更
僕はアメリカに行ったらダンスだけでなく、英語、演出の勉強もしたいと思っていました。ですが、大学に入学する、ということはダンス以外の授業を受けなければいけません。
実際のカリキュラムは現地に行かないとわからなかったのですが、ダンス以外の授業でも必修の授業があり、演出の勉強はどうしても受けることができませんでした。
大学の授業はスケジュールがとにかく詰まっていました。
平日の5日間、朝8時から 90分のバレエレッスン。その後、10時から学科の授業。週4日 13時からモダンダンス、15時からジャズダンスのレッスンがありました。レッスンではグループワークもあり、いろんなプロジェクトが同時進行でした。そして 週1日午後、座学の授業が2コマ入っていました。
一番のネックは座学の授業でした。座学の授業はとにかく大変で、第2言語で授業を受ける、かつ、宿題が毎週てんこ盛りで出されていました。この宿題をこなすため、土日は、ほぼ図書館に缶詰でした。そうしないと授業についていくことができませんでした。
本当に文字通り缶詰で、10時間図書館にいたこともありました……。
アメリカのスクールライフも楽しかったし、ダンスの授業も素晴らしい先生がたくさんいてすごく充実していました。
とはいえ、演出の勉強ができる見通しが立ちませんでした。
そして、ピッツバーグは大きな都市と勘違いしていたこともあり、少し物足りない部分がありました。
先生に相談し転学を決意
僕には担任の先生がいました。ジャズダンスを担当していた先生で、本当にお世話になった素晴らしい先生です。
先生はニューヨークにある、ジュリアード音楽院のダンス学科を卒業していました。その先生に 3ヶ月ほど経ったころ相談にのってもらいました。
「ニューヨークに行ったほうがいい」というアドバイスをもらいました。
その後、先生にいろいろアドバイスをもらいながら、ニューヨークで受け入れてくれるスクールを探しました。
そしてトントンと話が進み、学期の終わりにそのスクールに転学することになりました。
メールでのやりとりだけで完結しました。問い合わせから始まり、ダンス学部にいるということでオーディションは免除、転学までのスケジュール調整、学費の納入など事務的なやりとりだけで転学が決まりました。
ちなみにアメリカでの転学は、日本に比べるとかなり簡単です。アメリカでは「 18歳で将来何をやりたいかなんてわからない」と多くの人が考えています。日本のように行く学部で将来の道が決まってしまうのではなく、途中でも路線変更できるようになっていました。
僕の大学はダンス学科が有名でした。なので、1年間だけ僕の大学でダンスを学ぶという人もいました。
無事ニューヨークへ
その後、手続きは先生だけでなく、留学センターの方にも手伝ってもらい無事ニューヨークへ移動できることになりました。
お別れの日は先生を前に大泣きしてしまったのを覚えています。
大学にいたのはたったの 1学期。留学当初は大学で学位を取ることにこだわっていました。というのも資格が人生に役立つと考えたからです。
ですが、本当に学びたいことを学ぶべき、ということに気づきました。たった 1学期しかピッツバーグの大学にいませんでしたが、その 1学期はとても濃い時間でした。
脳みそが疲れたのがわかるくらい勉強した日々。25歳過ぎても 10時間勉強できたというのは人生の励みです。
なにより英語力が飛躍的に伸びました。ついていくことに必死だったので実践的な英語力がかなりアップしたと思います。英語の勉強をサポートしてくれたカンバセーションパートナーの友達にも本当に感謝しています。
留学準備期間での反省
留学中、新しい知識はそこまで伸びなかったし、新しい単語を覚える時間もありませんでした。
伸びたのは、それまで勉強した知識を駆使する力です。
なので、留学前の英語の勉強はやれるだけやったほうが良いと思います。そして単語をできるだけ覚えていった方がいいと思います。
英語のレベルチェック
「話す英語」のための学習時間の目安は【 200時間 】です。うち 3ヶ月ほどガッツリ勉強できるとその後の勉強時間が短縮されます。
インプット:70%(リーディング・リスニング:英文法は先に終わらせ、単語は同時進行)
アウトプット:30%(スピーキング・ライティング)
効率的な学習のために定期的なレベルチェックはとても大切です。
【 スパトレ 】のレベルチェックは無料なのでぜひ試してみてください。精度が高く、自分に合う参考書がわかり、モチベーションもアップします。
会話重視、科学的な学習方法で、総合的な勉強ができます。
コスパのいい「 DMM英会話 」もオススメです。会話特化なのでインプットを自分でやりたい人向けです。
今回は、「アメリカ留学での転学」についてでした。
どうもありがとうございました。
「話すための英語」に関する勉強法はこちらにまとめています。
英語の勉強で語学力だけを上げるのはもったいないです。プレゼンテーション能力や積極性を同時に上げる方法もご紹介しています。話すための実践英語勉強法をまとめています。