歴代ディズニーで人気のショーは?
10周年のキャッスルショーって知ってる?
裏側もテレビで放送された?
東京ディズニーリゾートには長い歴史があり、多くのショーが上演されています。
その中でも僕が一番印象に残っているショー『イッツ・マジカル!』(10周年のキャッスルショー)を紹介します。
元劇団四季、テーマパークダンサー。30分のショーから2時間の舞台まで出演回数は5,000回以上です。
※ 3分ほどで読み終わります。
鮮烈な記憶
ディズニーダンサーのオーディションではダンス審査に突破すると、あらためて面接があります。
質問の中で必ず聞かれるのが、ディズニーで好きなショー。正直、そこまで知らなくても合格・不合格には関係ないと思います。
僕が挙げたのは、10thアニバーサリー・スペクタキュラー『イッツ・マジカル!』です。
小学生の頃に見たショーです。
それまでもショーは好きでしたが、このショーのおかげダンスにハマりました。
「舞ちゃんの魔法のクリスマス:Part1」(動画の1:35~8:17まで『イッツ・マジカル!』の前半部分を見ることができます。NHKのクリスマスの特番です。つづきは一番最後に貼り付けています。)
10thアニバーサリー・スペクタキュラー『イッツ・マジカル!』
開催年月日:1993年4月15日~1994年4月14日
開催場所:シンデレラ城前ステージ
上演時間:17分22秒
東京ディズニーランド10周年を記念して行われた、壮大なスケールで繰り広げらるショー。
メインキャラクター:ミッキー、ミニー、ドナルド、グーフィー、プルート、チップ、デール、マレフィセント
ダンサー:女性48人、男性9人(たぶん)、スティルト(竹馬のような足をつけている)8人
その他のキャラクター:シンデレラ、チャーミング王子、オーロラ姫、フィリップ王子、アリス、ホワイトラビット、ピーターパン、ウェンディ、ピノキオ、ゼペット、ジミニー・クリケット、白雪姫と7人の小人(ドック、グランピー、ハッピー、スリーピー、バッシュフル、スニージー、ドーピー)
普遍的でシンプルなストーリー
現在の東京ディズニーリゾートではなかなか見られなくなってしまった
たった17分なのに、びっくりするくらい壮大なショーです。
オープニングダンス
→ メインキャラクター登場
→ 悪者の登場
→ 対決
→ ミッキーの勝利
→ 大団円
→ それぞれが挨拶して去っていく
→ 最後にメインキャラクターが挨拶して終わる
さきほどの映像では本当のオープニングがなかったので、オープニングから最後までの映像をどうぞ。
ショー冒頭にダンサーだけのシーンがあります。選ばれしオープニングダンサーに加え、このショーでは男性ダンサー1名がシンガーの役割も持っています。
色が消える衝撃と色を取り戻す場面の素晴らしさ。アイディアに溢れた衣装。



直接見られたことを本当に幸せに思います。
裏側にカメラが!
フジテレビの『今夜は好奇心!』という番組で10周年の裏側密着がありました。
1時間の番組のうち10分ほどがショーの特集でした。
カメラクルーがバックステージに入るとてもめずらしい番組でした。
司会:愛川欽也、笠井信輔(当時フジテレビアナウンサー)
ナレーション:内海賢二(


今も録画したビデオを持っています。
ディズニーのショーを支えた名演出家の
大人数で一緒に踊ると床が左右に揺れるという今はなきリハーサルルームまで見れてしまいます。
ダンサーは昼のショーに出演しながらの深夜の練習。体力が必要です。
NHKでの特番『 ミッキー&舞ちゃんの魔法のクリスマス 』
一番最初に紹介したのはNHKの人気番組「ひとりでできるもん」・「天才テレビくん」・東京ディズニーランドがコラボした番組です。
「イッツ・マジカル」にオリジナルストーリーを追加した誰もが楽しめる内容です。
評判のよかった「ワン・マンズ・ドリーム」「ロジャーラビットのダンシンタイムワープ」「クリスマスのパレード」も見ることができます。
Part 2
お笑いキャラのロジャー・ラビットが登場。現在ロジャー・ラビットをテーマにしたアトラクション「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」は存在するものの、ショーやグリーティングからいなくなってしまいました。残念です。ダンスの歴史がわかっちゃう「ロジャーラビットのダンシンタイムワープ」。勢いのあるショーでバブリーな感じが最高です。
Part 3
「カントリー・ベア・シアター」のクリスマスバージョンです。現在もクリスマス・シーズンに楽しめるアトラクションです。
Part 4
クリスマスのパレード「ベリー・メリー・クリスマス」がメインです。10周年は「イッツ・マジカル」が通年で上演されていたため、クリスマスのキャッスルショーは開催されず、パレードとなりました。
この時代の多くのショーは、ゲストがパレードルートで一緒に参加する時間がありました。
「イッツ・マジカル」が1日3回、「ベリー・メリー・クリスマス」も1日3回、通常の昼のパレード「ディズニー・ファンタジー・オン・パレード」が1回、夜の通常パレード「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード」が1回。
パークワイドと呼ばれる、誰でも見られるショーがこれだけ開催され、しかもショーの規模がすさまじくデカイ年でした。
Part 5
最後は「ワン・マンズ・ドリーム」です。のちにリニューアル(2004年~2019年)されたため、ここに登場するのは初代版(1988年~1995年)です。ピーターパンにフォーカスが当たっています。リニューアル後も初代版には根強い人気がありました。
またここに登場する「ひとりでできるもん!」で、初代・舞ちゃん役を務めた平田
Part 6
今は無くなってしまった「シンデレラ城ミステリーツアー」というアトラクションが登場。このアトラクションでは最後に代表者が選ばれ、「コルドロン」の悪役ホーンドキングと対決します。選ばれた人にはメダルが渡されました。
そして「イッツ・マジカル」のフィナーレにつながります。
いろいろなショーと、オリジナルのストーリーがとにかくマッチしていて素晴らしい番組でした。
今回は「イッツ・マジカル」についてでした。
ダンス上達のための身体の使い方、トレーニングの方法、体幹トレーニングについてまとめています。ピラティスやヨガもご紹介します。


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