jazz

ジャズダンスはいろんなダンスを吸収した?
ニューオーリンズが関係している?
ジャズミュージックに合わせたダンスがジャズダンス?

前回はジャズダンスのはじまりから1900年まで紹介し、「ジャズダンスは黒人をルーツにする」と紹介しました。

1900年代にジャズミュージックが発展し、1910年代にジャズダンスが定義されていきます。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。ジャズダンスを勉強中。

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kazu

今回は「ジャズダンスの本当の意味」の解説です。

※3分ほどで読み終わる記事です。僕が習ったことや調べたことをもとに書いていることをご了承ください。

ジャズダンスの歴史(1900年代~1910年代)ニューオーリンズにて

1900年代

ジャズダンスの歴史ジャズダンスの歴史(誕生~1910年代、アメリカ)

1900年代、ニューオリンズでディキシーランド・ジャズ、テンポの速いラグタイムが登場します。

ラグタイム (ragtime)

黒人音楽に強い影響を受けた音楽ジャンルでアメリカを中心に発展。 ジャズのルーツのひとつであり、リズムのシンコペーション(強調)に大きな特徴がある。

のちにジャズダンスに大きな影響を与えます。

モダンダンス(ヨーロッパ)

アメリカ出身のイサドラ・ダンカンが1900年頃にヨーロッパに渡ります。バレエの様式に否定的だったイサドラ・ダンカンは、自由な舞踊をはじめます。

これがモダンダンスのはじまりで、イサドラ・ダンカンがモダンダンスの祖です。

振付師やダンサーに大きな影響を与え、ダンスに変革を起こしました。もちろんジャズダンスにも影響を与えます。

イサドラ・ダンカン自身は大のカメラ嫌いだったため、映像は隠し撮りされた1本しか残っていません。また、メソッド(方法論)がなかったため、イサドラ・ダンカンの踊りを現在見ることができません。

1910年代

ジャズミュージックとジャズ・ダンスは第1次世界大戦ごろまでにアメリカにゆっくり浸透していきます。

特に南部にいたアフリカ系アメリカ人が産業革命により、北部に移動していきます。こうして北部にアフリカ系アメリカ人の文化が広がっていきます。また、ラジオやレコードの登場でジャズミュージックが広がります。

1920年代の終わりまでにニューオリンズで生まれたディキシーランド・ジャズ、ラグタイムはアメリカに広がり、シカゴやニューヨークでも発展していきます。

ジャズダンスがニューオリンズからアメリカ全土の主要都市へ

@arthist_101より

ジャズダンスはジャズミュージックと一緒にアメリカ中に広がりました。ニューオリンズからアメリカの主要都市に広がり、ヨーロッパにまで広がっていきました。

この当時のジャズダンスは今も残っています。そのため、ジャズミュージックに合わせて踊るジャズダンスを「ジャズダンス」といっても正解です。

一方、この時代からさらにいろいろなスタイルに分かれはじめていきます。

なぜニューオリンズから?

白人と黒人奴隷のあいだに子供が生まれることがありました。その子どもたちは黒人としてあつかわれます。しかし、ニューオリンズではそのこどもたちを「白人」としてあつかっていました。そのため、子どもたちは教育を受けることができました。

この環境があったからこそジャズミュージック、ジャズダンスが発展してくことになります。白人と黒人、両方のルーツを持つ子どもたち。音楽的なセンスを持ち、白人社会でも発言権があります。そんな子どもたちや仲間の黒人たちが自由に演奏やパフォーマンスをおこなっていました。

1915年

ヨーロッパからアメリカにモダンダンスが入ってきます。

1915年、ルース・セント・デニスは夫のテッド・ショーンとともに「デニショーン」という学校と舞踊団をロサンゼルスに設立します。カップルの名前を組み合わせた学校名です…。今でいうジャスティン・ビーバーとセレーナ・ゴメスを合わせたジェレーナみたいな…。

ちなみにルース・セント・デニスは日本舞踊からも大きな影響を受けています。日本人舞踊家である貞奴さだやっこの踊りから東洋舞踊の研究も行っていました。

数多くの伝説的なモダンダンサーがこの学校を卒業します。

ただ1910年代、モダンダンスはアメリカではあまり受け入れられませんでした。そのため、モダンダンスの下地があるヨーロッパで公演を多く行っています。アメリカでは1920年代後半頃から徐々にモダンダンスが受け入れられるようになっていきます。

このモダンダンスもジャズダンスとのちに関わっていくことになります。

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今回は「ジャズダンスの登場とその定義」の紹介でした。次回に続きます。
ありがとうございました。

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