OM(オーム)とは?
効果は?
方法は?
ヨガのレッスンでは、いきなり「ん~~~~~」と声を出すことがあります。これをOM(オーム)といいます。
いきなりOM(オーム)が始まると面食らったり、怪しさを感じてしまうかもしれません。
元劇団四季、テーマパークダンサー。ニューヨーク留学中にヨガにハマる。ヨガ歴15年以上でRYT200取得済です
今回は「OM(オーム)」についてです。
※3分ほどで読み終わります。
OM(オーム)って何?
OM(オーム)はヨガのクラスの一番最初か最後でおこなうことがあります。(ジムなど気軽なクラスではやらないことが多いです。)
レッスンに参加している全員で3回声を出していきます。最初にオームをすることでヨガスイッチをいれることができます。終わりにおこなうと、これから日常生活戻る、というスイッチが入ります。
効果
声で身体を震わせることで気持ちよさを感じる人が多いです。
2011年のヨガジャーナルでオームの効果の研究結果が掲載されました。オームを唱えることで脳の働きを穏やかな状態にし、落ち込んだ状態を元にもどすような作用が期待できる、と発表されています。
また、血圧が下がることで身体もリラックスする、という研究結果もあります。
オームの方法
オームは4つの音で構成されます。「あ」「お」「ん」と「無音」。「無音」も音としてカウントされています。
口はリラックスします。「あ」と「お」では、唇の間に少しだけ隙間をあけます。そのため日本語の発音の「あ」「お」よりも中途半端な発音になりますが問題ありません。「ん」は力を入れずに閉じます。
1回目:あ~(喉の後ろ側から音を出す感覚で息を吐ききります)
2回目:お~(喉を振動させ息を吐ききります。胸もしっかり揺れると思います)
3回目:ん~(喉を振動させるのでなく、息を口の方に持っていき唇を振動させ吐ききります。体全体が振動します)
最後:静寂
大事なことは周りの人たちと空気感を合わせることです。音程も合わせていきましょう。すると不思議な音色がスタジオに鳴り響きます。音程は低くすればするほど、振動を感じやすくなります。最初のうちはよくわからないと思うので、小さい音量からはじめてみましょう。
また、先生によっては「う」のときもあったり、一気に①②③④をおこなうこともあるので、先生に合わせてください。
音に関してのイメージ
1:37~。この動画では「あ」「お」「ん」「無音」を一息でやっています。
ぜひ参考にしてみてください。
以上、「オーム」の紹介でした。
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今回は「OM(オーム)」についてでした。
どうもありがとうございました。
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