
バレエのオンラインレッスンはイイ?
youtubeがバレエ界に変化を起こしている?
デメリットは?
新型コロナウイルスの感染拡大に関連し、日本をふくめ世界中のバレエ団が自粛となりました。舞台への興味をつなぐため世界中のバレエ団がyoutubeを活用し動画配信を無料でおこなっています。
とくにオンラインレッスンの価値がかなり高いです。
元劇団四季、テーマパークダンサー。30分のショーから2時間の舞台まで出演回数は5,000回は軽く超えているんじゃないかと思います。ダンス、ヨガ(RYT200取得)、ピラティス、ジムにも20年ほど通っています
今回は「youtubeでのレッスン動画のメリット・デメリット」に関してです。
※3分ほどで読み終わります。
オンラインレッスン活用法
通常バレエのレッスンは、バーにつかまるバーレッスン。バーから手を離し、実際に踊るセンターレッスンに分かれます。
センターレッスンはスペースが必要だったり、足音が響いてしまうのでマンション住まいの人にはかなり難しいと思います。ですが、バーレッスンであれば問題なくオンラインでも取り組むことができます。
どこかつかまる場所を確保して、1畳ほどのスペースがあればOKです。自分ひとりでできるので、自信がない人、男性でも本当にオススメです。
youtubeのレッスン動画
コロナ以前も多くのバレエ団がレッスン動画を出していました。ですがこのときのレッスン動画は、下の動画のように実際のレッスンをそのまま流しているというものでした。
コロナ時代になり、バーレッスンに特化し、自宅の狭いスペースでもかんたんにできるようなレッスン動画がたくさん配信されています。中にはかんたんなセンターレッスンも用意していたり、筋トレや体幹トレーニングも一緒に紹介しているような動画もあります。
クオリティの高い動画が無料で配信されていて、世界中から動画が投稿されているので毎日違う動画を試しても尽きることはありません。
英語でも問題なし
動画は世界中から投稿されていますが、その国の言語が理解できなくてもどうにかなります。
というのも動画ではちゃんと一緒に動いてくれるので、マネでどうにかなります。
テレビとリンクさせる
スマホよりも比較的大きさのあるパソコンや、テレビでyoutube動画を流したほうがレッスンがはかどります。
画面が小さいとなにかと不便です。いまはスマホにテレビとリンクさせる機能がついていて、とくにyoutubeはかんたんにテレビとリンクさせることができるのでぜひ試してみてください。
バリエーションが増える
同じ先生のレッスンに通っていると、どうしても同じ動きが多くなってしまいます。バレエの世界では、違う先生のレッスンに通うのを極端に嫌う先生もいます。オンラインレッスンではバレずに他の先生のレッスンを受けることができます。
いつもと違うバーレッスンで脳や身体に刺激を入れることができます。こうした意味でもオンラインバレエは本当に有効なレッスンです。
デメリット
オンラインレッスンでの大きな問題点は、誰も注意してくれない点です。
プロのバレエダンサーのように柔軟な身体を手に入れるには時間がかかります。間違った方法でバーレッスンをおこなうと、ケガのリスクが高まるので注意が必要です。
例えばかかとを支点につま先を180°ひらくターンアウトという技術。たぶん無理をすればこのように180°広げることが可能です。
ですが、無理をした状態でバーレッスンをおこなうと、足首をひねってしまうので注意してください。初心者の方は、いきなりたくさん動かすのではなく、小さく小さく動かしてみてください。慣れてきたら負荷を高めていきましょう。
まずは準備を
バーレッスンは専門用語がたくさん出てきます。慣れないうちは見よう見まねになってしまいますので、わからない単語があったらバレエ用語を調べてみましょう。
また、取り組みやすいフロアバーからやってみるのもオススメです。
床に寝た状態、もしくは座った状態でバレエの動きをおこなうエクササイズ。
フランス人のバレエ講師アラン•アスティエが考案したエクササイズです。そのため 「バー・アスティエ(フランス語)」とも呼ばれます。
フロアバーでわかりやすい「ニューヨーク・シティ・バレエ・ワークアウト」はこちらからどうぞ。
バレエを全く知らない人でもトレーニングできる「ニューヨーク・シティ・バレエ・ワークアウト」。英語版は無料でyoutubeでみることができます。日本語版は首藤康之さんがナレーターをしていて、すごくいい声です。
オンラインバレエレッスン動画
最後にレッスン動画の紹介です。youtubeには本当にたくさんのレッスン動画がアップされています。日本だけでなく、世界中に素晴らしい動画があるのでいろいろ検索してみてください。
「Studio Marty Ballet Channel」の動画です。15分の動画で説明もとてもわかりやすく、実際に動いてくれるのでかなりわかりやすいです。
ダンサー体型を目指す筋トレ・体幹トレ
ダンス上達のために身体づくりは欠かせません。身体づくりの知識をつけ、効率的かつ自分独自のメニューを作っていきましょう。
ダンサーのような軽い身体、柔軟性、芯のある機能的な筋肉をつくる基本は、自体重トレーニング・体幹トレーニングです。ケガしづらく、自分の身体に合った筋肉がついていきます。
1日10分、6種類の種目、10ステップ、3レベルに分かれている自体重トレーニングの囚人トレーニング。トレーニング内容を全部紹介しています。
1,500円ほど。
オンラインレッスン
ルーティーンを持つためにプロに頼ることは、時短かつ効率的です。オンラインレッスンはコスパがよく、先生が一流で、内容も充実しています。
筋トレ・ストレッチ・ヨガ・ピラティスを月3,300円ほどでほぼ受け放題できる「SOELU」。
ヨガに特化した業界大手の「LAVA」は月2,000円ほどでほぼ受け放題です。
ダンサー体型を目指すトレーニング情報をまとめていますので、ぜひご覧ください。
ダンス上達のための身体の使い方、トレーニングの方法、体幹トレーニングについてまとめています。ピラティスやヨガもご紹介します。

以上、今回は「youtubeでのレッスン動画のメリット・デメリット」の紹介でした。
ありがとうございました。