アメリカ人はオンオフの切り替えが上手?
日本人とは違う?
ケンカと言い合いは違う?
日本で生活していると、ひとつの失敗から友人関係がなくなってしまうということがあると思います。
僕も何度かそういう経験がありました…。その人が今でも夢の中に出てきたりして、悲しい気持ちになります。
そんな僕がアメリカで経験した「何があっても友達をなくさないな心の持ちよう」を学んだ話です。
僕はTOEFL80点を引っさげてピッツバーグのダンス学部に入学。日本人が全然いない大学でなかなか苦労しました。クラスメイト、先生、他の学部の友達がめちゃめちゃいい人で、かなり助けてもらいました。日本人ということで興味をたくさん持ってもらいました。先人の日本人に感謝

今回は「アメリカの友人のオンオフの切り替えのスゴさ」についてです。
※2分ほどで読み終わります。
議論が白熱しケンカ腰
留学に行くとカルチャーショックにたくさん出会います。
大学の授業で、チームを組んでダンスの歴史についてテーマを与えられプレゼンテーションを行うことになりました。チームは8人いて、僕たちのチームは「ウエスト・サイド・ストーリー」がテーマでした。
「ロミオとジュリエット」がもとになったミュージカル映画。ニューヨークを舞台に、プエルトリコ系ギャングとポーランド系ギャングの少年たちの抗争を描く。
レナード・バーンスタイン作曲の音楽が有名で、ジェローム・ロビンスの振付も素晴らしい作品。毎年のようにミュージカルがどこかの国で上演され続けています。2021年12月に、スピルバーグ監督により再度映画が公開される予定です。
現在も再演が続く「ウエスト・サイド・ストーリー」。作品のポイント、解説、歴史、動画、音楽、キャスト、感想などなどをご紹介しています。
このプレゼンテーションを作るとき、チームが真っ二つに割れる出来事がありました。
議論が白熱し、もはやケンカのような言い合いになってしまいました。

そんな中、ヒヤヒヤと見守る僕…。
話し合いはなんとも気まずいまま終わりました。そして、次のミーティングでもう一度、ということになり解散しました。
その後の友人の行動に衝撃を受けました!
それはそれ、これはこれ
さっきまであんなに言い合っていたのに、みんな何事もなかったように仲良くしているのです!
日本だったら目も合わさず帰っていっちゃうような状況も、みんなケロッとしています。友人に聞いてみたら、「だってあれはケンカじゃないじゃん。」と。

「いや、本当にその通りです…。」
全然引きずらない!
もしかしたら、僕が出会った友人が特別こういう感じだったのかもしれないですが、こんな感じの状況にたびたび出くわすことがありました。
世界は広い
日本人として生きてきた僕からすると、絶対ひきずってしまうし、なんなら友情関係にヒビがはいってしまうとも思います。それをサラッと回避していく友人たち。
過去の自分を振り返り、ケンカ別れしてしまった友人ともお互いにこんな風に対処できていたら「何事もなく今も友達のままだったなのかな」とふと思ってしまいました。
とはいえ、僕はすぐこのように対応はできませんでした。小さいことでクヨクヨしてしまうことも多々ありました。「世界はもっと広いんだから、そんな小さなことで怒っちゃだめやで!」と何度も言われていました。
確かにわかるんだけど「うるせー!」とも思っていました(笑)。
とはいえ、僕もだんだん変わっていきました。今もまだ、アメリカの友人のレベルには達してないのですが、だいぶ変わったと思います。
イイ方向に変われたのも留学に行ったおかげです。
きっとまた会える
もはや留学に行っていたのが昔に感じ、嘘みたいに思えるのですが、きっと留学時代の友人とまた会ったら、空白がなかったように付き合えるような気がします。
そう思えるのも、みんなのおおらかな気持ちのおかげです。
もしかしたら一度きりの出会いということもあるかもしれません。でも、あの時会った友人たちの顔を思い出すたびに勇気が湧いてきます。
僕は英語よりも大事な人生観を留学で学ぶことができました。
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以上「オンオフの切り替えの上手さを学べたアメリカ留学」でした。
どうもありがとうございました。